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鈴木福とあのがW主演するドラマ「惡の華」が毎週木曜24時からテレ東系で放送中だ。押見修造氏の同名漫画をドラマ化した本作は、少年・少女の「不安」「葛藤」「痛み」など、思春期の心の変化を描いた壮絶な青春物語。ある日、ひょんなことから憧れのクラスメートの体操着を盗んでしまった中学2年生の春日高男(鈴木)が、その光景を見ていたクラスメートの仲村佐和(あの)に翻弄され、自分も知らなかった“自分”と向き合っていく複雑な心情を描く。

鈴木福(左)とあの (C)エンタメOVO
―放送がスタートして、SNS上では「あのちゃんがドはまり役」「福くんが春日過ぎる」「2人ともぴったりの役で最高に面白い」といった声が上がっています。お2人が役柄を演じるうえで大事にしたことや、作品の印象を教えてください。
鈴木 原作ファンの方が見たときに、原作を壊していると思われたくないなと思いながら演じました。また、原作も脚本も面白く、絶対に面白いと思ってもらえる中で、ただそれを人間が演じるということではなく、そこに“僕たちがやるからこそ”というものが乗ったときによいものができると思いました。そこを目指して作品に向き合いました。
―鈴木さんが演じる春日が体操着を着用してブルマ姿になる衝撃のシーンもありますが、驚きや戸惑いはなかったですか。
鈴木 もちろん僕自身の中ではありましたが、それ以上に春日の感情面を考えたり、そのシーンを演じる難しさを感じていました。どういうお芝居をしよう、大変だなという気持ちの方が大きかったです。
―あのさんは、葛藤を抱えていた10代の頃に『惡の華』の原作漫画を読んで「出会ってしまった」と衝撃を受けたそうですね。
あの 10代の頃に周りの多くの方から薦めてもらって、初めて読んだときに衝撃を受けて、当時の自分にとって、すごく寄り添ってもらっている感覚になった作品でした。お話をいただいたときはドラマ化されること、さらに自分が仲村役ということに驚きましたし、プレッシャーもありましたが、同時に絶対にやらなくてはという使命感もわいてきて、導かれたなという感覚になりました。
―そんな導かれたと感じられた仲村役をどのように演じましたか。
あの 原作が1番大事なので、毎シーン漫画を読んで、仲村がどんな顔をしているか、この時はどんな気持ちだったかというのを何度も考えながら演じました。仲村の過激さがキャラクターとして伝わっていきますが、その背景にどのような思いや感情があって、その発言が出たかというのは、ぼく自身が誰よりもそこに目を向けないと、この作品に置いていかれてしまうという気持ちがあったので、しがみつく思いでやりました。
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