この日は、3度目のアンコールにも応えたメンバーたち。「全部ぶっ壊して帰ろうぜ」というRyujiのあおりから「Black & Black」を投下し、ファイナルにふさわしい熱狂のうちにライブは幕を閉じた。
息もつかせぬ構成で、これまで以上の「激しさ」や「ロック魂」を見せたThe Brow Beat。「沙羅羅羅」でのジャンプや「睡蓮」での合唱など、一体感を感じさせる演出も多く、病みつきになる楽しさがあった。ライブのラストでRyujiは「またお会いしましょう」という言葉を残してステージを去っていたが、早くも次のライブ開催を期待せずにはいられない。
(取材・文/嶋田真己)
The Brow Beat Live Tour 2020“Adam”