【ライブレポート】PHOENIX‐Etenal Flame‐「俺たちは全力で走り続けるからみんなも全力で追いかけてこい!」

2018年1月19日 / 17:00

 

昨年のツアーを上回るパフォーマンス。eoheohはこのパフォーマンスで大分筋肉がついたと自身のブログ等で語っていた

FB777のソロ曲「WAKASAGI」でもワンシーン。宇宙空間にいるような幻想的な光景。このときKIKKUNも口ずさんでいたのが印象的だった

 ライブパートでは、人気ゲーム「PUBG」実況動画テーマ曲として作られた「Static Flare」から始まり、「ENMA DANCE」や「ALL IN MY HEART」、「Glory Soul」など、これまで発表してきたアルバム曲から厳選したナンバーを次々と披露。FBのショルダーキーボード、KIKKUNのギターで観客を魅了し、パフォーマンスを担当するeoheohとあろまほっとのキレのあるダンスでさらに会場を盛り上げる。

「L4D2勝手に作ったテーマ曲」を踊る4人。客席からも「ゾンビ!」コールが。

 アンコールでは夏のツアーでも披露した「L4D勝手に作ったテーマ曲」を華麗に踊り、歌い上げるとそのまま「M.S.S.Phantom」「M.S.S.Phantasia」を演奏。その後、MCでせっかくだからとKIKKUNがメンバー全員にコメントを求めるとeoheohは「こういうの苦手」と言いつつ「(自身とあろまが)一番最初に音楽ライブに出たのが横浜アリーナ。そこから今まででだいぶ成長したと思う。それは、皆さんが来て応援してくれていたから、頑張って何とか形になるようにもっていけているのかなと思う。今後も自分たちは成長できるかなと思うので、皆さんよろしくお願いします」とコメント。普段多くを語らないeoheohの言葉に会場からはエールと拍手が沸き起こった。

 

 次にあろまは「横浜アリーナ、とても広いのですごいいっぱい動いていきたいと思います!以上であります隊長!」と彼らしいコメント。そして「横アリに立つにはやっぱりタイツ履かないといけないなと思う」と、当時ステージで着ていた全身タイツのことを話題に出し、LEDをつけて光らせようという提案にKIKKUNは「一曲だけならいい」と妥協。横浜アリーナで全身タイツを着てパフォーマンスをするのか期待である。

 続いてFBが「ゲーム以外で真面目な話をするのはとても苦手」と前置きをし、「今回のツアー『Etenal』や『PHOENIX』には復活という意味もあるが『Etenal』には永遠に(MSSPとして)活動していきたいという思いをこめている。僕は正直ネガティブなのでMSSPを結成してから『いつまで活動できるのか』という不安がずっとあった。けど、その不安を払拭したいという思いでこのツアータイトルをつけた」とコメント。そして「これまで大きな会場でツアーをしてこられたのも応援してくれた皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。これからも応援のほうをお願いできるとありがたい」と、メンバー内からも「真面目な話ができない」といわれていたFBの言葉に涙ぐむファンも。

 そして最後にKIKKUNは「いつもは『追いかけ続けるのは辛いことだから、休んで力を貯えてから戻ってきてくれたらいい』と言っている。けど、今回ばかりはみんな全力でついて来い!俺たちは全力で走り続けるからみんなも全力で追いかけてこい!」と観客を煽ると最後の曲「We are MSSP!」を4人で熱唱。全国9か所を巡るツアーは幕を閉じた。

ラストに打ち上げられた銀テープ。(画像は大阪公演のもの)

 3月21日に横浜アリーナで行われる真のファイナル公演で、一体彼らはどんな感動をもたらしてくれるのか期待したい。


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