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竜星 フォーキーとウッディの関係性そのままというか、お父さんと言ったら失礼かもしれませんが、親でもあり兄貴みたいな存在です。
唐沢 実際親ぐらいの年齢だからね。竜星に対して、間違った道に行ってほしくないなって、父親みたいな気持ちかな(笑)。
竜星 バズとウッディが築き上げてきた絆や友情に、見ていた側として胸が熱くなるものがあって、本当にいつまでも愛される作品であることを再認識しました。
唐沢 いろいろなところで何度も言っているけど『トイ・ストーリー』で初めてウッディを演じたときはシリーズになるとは思わなかった。こんなにも日本の人が『トイ・ストーリー』を好きになるとは思っていなかったから。最近仕事先で若い子たちに「子どもの頃見ていました」とか「ずっと『トイ・ストーリー』が好きです」って自信を持って言われるから、きっと特別な何かがあったんだろうね。
唐沢 俺はウッディを見ても俺だとは思わないかな。少し俯瞰で見ているのかも。でも、バズを見ると「あ、所さんだ」とはなる(笑)。
唐沢 お母さんたちが俺のことを見て、子どもたちに「ウッディがきたよ!」って言ってくれることかな。
唐沢 俺はギャビー・ギャビーのシーンかな。見ていて純粋に(ギャビー・ギャビーに対して)「ああ、幸せになってほしいな」と思える話の持っていき方が本当にすごい。
竜星 ウッディとフォーキーが一緒に歩いているシーンです。すべての始まりというか、このシーンのやり取りがあったからこそ、後々のフォーキーにつながるので。
(取材・文・写真/丸山有咲)