【イベントリポート】「ナラティブガンダム」のコンセプトは? 『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公開目前!

2018年10月19日 / 18:35

 「機動戦士ガンダム」を原点に広がり続けてきた「宇宙世紀」シリーズ。その最新作、『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』が11月30日から劇場公開される。ちまたで“ナラティブ組体操”と呼ばれるポスタービジュアルなどが話題となる中、16日には都内で公開目前イベントが開催された。本作の冒頭23分間の上映、トークセッション、ライブパートという3部構成で行われたイベントの模様をリポートする。

ライブでメインテーマ「Vigilante」を披露するGemie(左)とmpi

 トークセッションにはメインキャストの榎木淳弥、村中知、松浦愛弓、音楽担当の澤野弘之氏、脚本の福井晴敏氏、プロデューサーの小形尚弘氏が登壇。製作の背景や、おのおのが本作に懸ける思いなどを語った。

 本作は、「機動戦士ガンダムUC」の1年後、突如姿を現したユニコーンガンダム3号機と、それを追う新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」を巡る物語が展開する。

 冒頭部分を鑑賞したキャスト陣は、興奮を隠せない様子だった。主人公ヨナ・バシュタを演じた榎木は「本当に完成度が高い。音もすごいクオリティーだし、ビームが飛んでくるときの音は、鳥肌が立つぐらいかっこいい。やっぱりガンダムが迫ってくるところは、燃えざるを得ないですね」と絶賛した。

 ヒロインの一人、ミシェル・ルオ役の村中は「音楽がいい意味で、身の毛がよだつというか。闘わねば、という命を懸けていく思いを感じてぞわぞわっとしました。がっつりガンダム作品に携わらせていただくのは今回初めてなので、とってもうれしいです」と感動した様子だった。

 そして、物語のキーパーソンとなる、リタ・ベルナル役の松浦は「絵が、特に戦闘シーンの光がすごくきれいで、3D映画を見ているみたい。20分間があっという間でした」と、初々しいコメントを寄せた。

 前作に引き続き脚本を担当する福井氏はキャスト陣の好反応を受けて、「皆さんの、『早く続きが見たいです。』という言葉が胸に刺さります…。最近は、公開日の11月30日の3日ぐらい前の夢をよく見ます。(製作が終わらず)降伏宣言をする夢です」と明かして笑わせた。

 続いて本作の製作背景についての話へ。小形氏は、「『UC next 0100』として、宇宙世紀の空白を埋めていく企画の第1弾。皆さんがどれだけ劇場に足を運んでくれるかで、どこまで続くかが決まってきます。さらに劇場版だけでなく、ゲームや書籍などでも展開して、皆さんがずっとガンダムに浸っていける状況を作っていきます」と語った。

 本作の舞台設定について福井氏は「UCのちょっと前に(ユニコーンガンダム3号機)フェネクスの暴走事故が起こり、消息不明となり海の藻くずとなったと思われていた。ところがUCの出来事に呼応するかのように、地球圏に再び姿を現したことから、本作は始まります。絶大な力を持つため、他の2機は解体されており、フェネクスは現存する最後のユニコーンガンダム。手にしたものが天下を制するわけで、名前の通り(手塚治虫の)『火の鳥』状態でみんなが狙っている感じです」と説明した。

 強大な力を持つ「フェネクス」と、それを追う主人公の乗る新モビルスーツ「ナラティブガンダム」。後者について福井氏は、「痩せっぽっちがコンセプト。毎回いろんな装備を付けられ、げたを履かされて、神様みたいな存在(フェネクス)と対峙(たいじ)しなければならない。まさにヨナ自身を表している機体です」と明かし、謎に包まれたナラティブガンダムの秘密の一端を紹介した。

 加えて小形氏は「(新機体だけでなく)量産型モビルスーツが好きな人もうれしいように、グスタフカール、ジェガンなども出しています。バンダイからプラモデルも発売されるのでぜひお買い求めください」とユーモアを交えながら宣伝して笑わせた。

 
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