菅原文太さん81歳で死去 『仁義なき戦い』シリーズで絶大な人気

2014年12月1日 / 15:04

 俳優の菅原文太さん(すがわら・ぶんた)が死去したことが1日、分かった。81歳。宮城県仙台市出身。葬儀、告別式の日取り、喪主は未定。

 菅原さんは1958年に『白線秘密地帯』(新東宝)で本格的に俳優デビュー。東映入社後、暴力団同士の抗争を描いた深作欣二監督の『仁義なき戦い』(73)に広能昌三役で主演して大ヒットを記録。75年から始まった『トラック野郎』とともにシリーズ化され、絶大な人気を得た。

 その他の代表作に『ダイナマイトどんどん』『太陽を盗んだ男』。アニメ映画『千と千尋の神隠し』などでは声優も務めた。テレビはNHKの大河ドラマ「獅子の時代」「徳川慶喜」などがある。

 晩年は、山梨県北杜市で農業を営み、国民運動グループ「いのちの党」を結成して代表として活動した。


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