大野智、主演作“死神”役にメンバー大爆笑 桐谷美玲の“暴言”に「たまらん気持ち」

2014年4月13日 / 05:33

 テレビ朝日の連続ドラマ「死神くん」の試写会・制作発表記者会見が11日、東京都内で行われ、出演者の大野智、桐谷美玲、菅田将暉、松重豊が出席した。

 本作は、えんどコイチ氏の同名漫画を1話完結で初ドラマ化。死亡予定者に死を宣告し、魂を霊界に送る新米の死神413号(大野)が、死亡予定者に寄り添いながら「生きることは尊い」というメッセージを伝えていく心温まるブラックファンタジー。

 死神らしく天井からワイヤで降りて登場した大野は、試写を見終えた約500人のファンに向けて「はじめまして。死神役の大野智です」とあいさつ。「スタジオでもロケでも飛ばせてもらっていまして、快適です。空を飛ぶ仕事は久々でライブぶり」と明かした。

 大野は「ここ何年かは非常に人間離れした役が多く今回は死神役。昔はこういった役もなかったので、人間ではない役を非常に楽しんでやれています」と語った。

 「なぜ人間離れした役が多いのか」と問われると「なんででしょう。人間ぽくないんじゃないですか? 死神くんと聞いたときはちょっと笑いました」と苦笑交じりに語った。

 また、昨年メンバーに話した際には「大爆笑されました。松本潤だけは『どんな内容なの? それで?』と食い付いてくれて、すごくうれしかったです」と笑顔で振り返った。

 一方、大野演じる死神くんの監視役のカラスを演じる桐谷は「大野さんを指導する役で、かなり汚い言葉で罵倒するシーンもたくさんある」と笑顔を見せ「“カス”や“クズ”など、普段なかなか言う機会がないので、思い切り楽しんでやろうと思っています」と笑わせた。

 大野は桐谷とのやりとりについて「どこに行っても“カスだ”“クソだ”と言われ、非常にたまらん気持ちになっています。なかなか言われることがなかったので、新鮮でドキッとします」と語り、こちらも笑いを誘った。

 「もし死神に死を宣告されたら残りの日々で何をしたいか」と問われた大野は「時間もそんなにないので、家にいて動かないです。動くと転ぶかもしれないので、死ぬようなことがない所で過ごす。椅子に座って、さあ来いと。ここから俺はどういなくなるのかということの方に興味があります。残り1時間は寝ます」と落ち着き払って答えた。

 ファンから「死神として最後まで寄り添ってもらいたい人」を聞かれると「嵐のメンバー。死神くんの格好をした死神4人だと、非常に守られている感がありますよね」と答えた。

 さらにメンバーに死を告げる際の順番を問われると「最初は櫻井翔。(十分)生きただろうということで、宣告は年齢順でお願いします。メンバーが見ていて後で無視されても困るので」と言葉を選びながら回答した。

 最後に大野は、これまで命について考えさせられた出来事について「趣味が釣りで、釣った魚を食べるときに『ちゃんと残さず食べないといけないな』と魚の命について考えます」としみじみ語った。

 ドラマは18日午後11時15分からオンエア。


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