パリス、リンジー、ミランダなどセレブ宅での強盗を題材にしたソフィア・コッポラ作品上映 第26回東京国際映画祭の全上映作品が発表に

　10月17日～25日に東京・六本木ヒルズにて開催される第26回東京国際映画祭の開催に向け、六本木ヒルズにて記者会見が行なわれ、93か国1,463本のエントリー中から選ばれた15本のコンペティション部門の作品と全上映作品が発表された。

　コンペティション部門には、監督処女作品『サブマリン』の映画音楽をアークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーが手掛け、話題となったリチャード・アヨエイド監督、ジェシー・アイゼンバーグ主演の最新作『ザ・ダブル／分身』やパンクバンドを始める女子中学生の日常を痛快に描いたスウェーデン版『けいおん!』と評される『ウィ・アー・ザ・ベスト！』、さらに日本からは、『ほとりの朔子』と『捨てがたき人々』の2本が選出された。

　そして特別招待作品としてパリス・ヒルトン、リンジー・ローハン、オーランド・ブルーム＆ミランダ・カーなどのセレブ宅に強盗に入り、300万ドルにも及ぶ被害総額を出したティーン窃盗グループを題材としたエマ・ワトソン主演、ソフィア・コッポラ監督の最新作『ブリングリング』が上映され、ソフィア・コッポラ監督、そして父親のフランシス・フォード・コッポラ監督が合わせて来日することが予定されている。

　他にも、本年度カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた『アデル、ブルーは熱い色』、カルト的人気を誇るアレハンドロ・ホドロフスキー監督が進めていたSF小説『デューン』の映画化についての衝撃のドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』、2007年の『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞主演女優にノミネートされたエレン・ペイジが主演するPlayStation3専用ソフトウェア『BEYOND: Two Souls』がゲームタイトルとして映画祭史上初の出品を果たし、ゲームを開発したQuantic DreamのCEO兼創設者のデヴィッド・ケイジとエレン・ペイジが来日する。

　さらには、オープニング作品『キャプテン・フィリップス』の主演を務めるトム・ハンクス、特別招待作品のリュック・ベッソン監督による『マラヴィータ』主演のロバート・デニーロも来日することが決定している。

◎イベント情報
第26回東京国際映画祭
会場：六本木ヒルズほか
開催期間：10月17日（木）～25日（金）
チケット発売：10月5日（土）から ticket boardにて発売
INFO: http://tiff.yahoo.co.jp/2013

Photo:  『ブリングリング』 (c)2013 Somewhere Else, LLC. All Rights Reserved
『ザ・ダブル／分身』 By Dean Rogers (c) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute, Alcove Double Limited 2013
『ウィ・アー・ザ・ベスト！』 Copyright 2013 Memfis Film Rights AB
『キャプテン・フィリップス』 (c)2013 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.