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2024年5月6日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、WEST.の『ハート/FATE』が263,585枚を売り上げ首位を獲得した。(集計期間2024年4月20日~4月26日)
『ハート/FATE』は、前作『絶体絶命/Beautiful/AS ONE』から半年ぶりに発売された22枚目のシングルで、表題曲「ハート」はテレビアニメ『キャプテン翼 ジュニアユース編』の第3クールオープニングテーマであり、両A面の「FATE」はメンバーの神山智洋が主演を務めるドラマ『白暮のクロニクル』の主題歌となっている。
ここでは、WEST.の『ハート/FATE』を含む、これまで発売されたシングル販売動向を、SoundScanJapanのデータを使用し調査した。
まず、これまで発売された22作のシングルの、初週のセールス枚数と、2024年4月28日までの累計セールスをグラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/137301/2)である。
WEST.の過去作で最も初週セールスが高かったのは、前作『絶体絶命/Beautiful/AS ONE』の302,821枚である。今作『ハート/FATE』はそれに続き、263,585枚を売り上げWEST.の歴代2位の初週セールスとなっている。そして、前々々作の『星の雨』が251,678枚と3位につけている。
次に累計セールスに目を向けると、こちらも前作『絶体絶命/Beautiful/AS ONE』が318,268枚で首位となっており、次いで『星の雨』の270,450枚が2位となっている。3位はデビュー作の『ええじゃないか』の269,268枚となっている。累計セールスは発売日が古い作品ほど有利になるという事もあるが、グラフを見ても古い作品ほど累計と初週の差分(水色の領域)が大きくなっている、古い作品も初週だけでなく、時間が経過してもきっちりとセールスを伸ばしているのがわかる。中でもデビュー作『ええじゃないか』は2週目以降も6万枚以上セールスを伸ばしている。今作『ハート/FATE』はこれら3作品に次ぐ4位となっており、これからのセールスの伸びが期待される。
ここまでWEST.のシングルセールスを見てきたが、初週セールスは直近4作中3作が、全22作の中でトップ3となっており、シングルセールスにおいては最も勢いのある時期となっているといえるだろう。今後の彼らの活躍に注視したい。
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