バートン監督「日本のデザインは美しい」 最新作イベントに木村カエラと登場

2012年12月6日 / 13:01

 ティム・バートン監督(中央左)と木村カエラ(中央右)

 ティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』の公開を記念して、映画の世界観を表現したファッションコンテストが5日、都内の東京モード学園で行われ、監督本人とインスパイアソングを手掛けた木村カエラが登場した。

 映画の主人公の少年ヴィクターと愛犬スパーキーの“奇妙な世界の友情”を、東京モード学園の学生たちが、白黒3D作品にちなんでモノトーン・ペアルックとヘアメークで表現。6組の子どもと犬がモデルとなって競い合った。映画を「モノクロなのに見終わったら気持ちがカラフルになる」と表現した木村は、ヘアメーク賞に自身の髪形と同じイメージの“雷に打たれたような頭”のモデルを選出した。

 映画から着想して書き下ろした新曲「WONDER Volt」は「“孤独から生まれた希望”を基に歌詞を作った」と語る木村。バートン監督は「この作品の精神をよく捉えていて、とても気に入っている」と絶賛。日本の若者の豊かな才能に感動したといい、「日本のデザインや創造性はどれも美しく、私がインスピレーションを受けるものばかり」とコメントした。

 映画『フランケンウィニー』は12月15日から公開。


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