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今週(2026年4月11日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が3度目の返り咲きを果たし、通算5週目の首位を獲得した。同曲は、4月10日にリリースされるアルバム『ダンデライオン』に収録される。
登場16週目の2026年2月14日付で1位に到達したエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は、3月7日付(2週目)、3月21日付(3週目)、3月28日付(4週目)、そして今週(4月11日付)で通算5週目の首位を獲得した。また、カントリー・ソング・チャートでは通算19週目の首位を獲得している。
5週目の首位を獲得した「チュージン・テキサス」は、今週の集計期間(2026年3月27日~4月2日)に公式ストリーミング再生数が2,390万回(前週比1%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が4,320万回(前週同率)、セールスは8,000(前週比28%増加)を記録した。ストリーミング・ソング・チャートで通算6週目の首位を獲得して、デジタル・ソング・セールス・チャートでは2位をキープ。エアプレイ・チャートでは9位から8位に上昇して、最高位を更新した。
今週各ポイントが上昇した要因として、エラ・ラングレーが共同監督を務めた公式ミュージック・ビデオが4月1日に公開されたことが挙げられる。米テキサス州フォートワースで撮影されたこのビデオには、シンガーソングライターのケイトリン・バッツ、ドラマ『イエローストーン』の俳優でミュージシャンのルーク・グライムス(両者ともビルボード・チャートのランクイン経験あり)、「チュージン・テキサス」のソングライター、共同プロデューサーであるミランダ・ランバート、そして女優のアヴァ・フィリップ(リース・ウィザースプーンとライアン・フィリップの娘)が出演している。
自身の初の首位獲得曲で5週間以上をマークしたのは、2021年にオリヴィア・ロドリゴの「ドライバーズ・ライセンス」(8週間)以来の快挙で、1958年にソング・チャート“Hot 100”の集計が始まってからでは、各年代で以下のアーティストがいる(なお、HUNTR/Xや『ミラベルと魔法だらけの家』のキャストのように、グループや集合体名義での記録は除外している)。
2020年代
・5週間:エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2026年~)
・8週間:オリヴィア・ロドリゴ「ドライバーズ・ライセンス」(2021年)
2010年代
・7週間:リゾ「トゥルース・ハーツ」(2019年)
・7週間:アリアナ・グランデ「サンキュー、ネクスト」(2018年)
・8週間:メーガン・トレイナー「オール・アバウト・ザット・ベース」(2014年)
・7週間:イギー・アゼリア「ファンシー(feat. チャーリーXCX)」(2014年)
・9週間:ロード「ロイヤルズ」(2013年)
・9週間:カーリー・レイ・ジェプセン「コール・ミー・メイビー」(2012年)
・7週間:アデル「ローリング・イン・ザ・ディープ」(2011年)
・9週間:ケシャ「ティック・トック」(2010年)
2000年代
・7週間:ケイティ・ペリー「キス・ア・ガール」(2008年)
・6週間:ネリー・ファータド「プロミスキュアス(feat. ティンバランド)」(2006年)
・8週間:ビヨンセ「クレイジー・イン・ラヴ(feat. ジェイ・Z)」(2003年)
・10週間:アシャンティ「フーリッシュ」(2002年)
・6週間:メアリー・J. ブライジ「ファミリー・アフェア」(2001年)
・6週間:アリシア・キーズ「フォーリン」(2001年)
1990年代
・5週間:クリスティーナ・アギレラ「ジーニー・イン・ア・ボトル」(1999年)
・5週間:ジェニファー・ロペス「イフ・ユー・ハッド・マイ・ラヴ」(1999年)
・13週間:ブランディ&モニカ「ザ・ボーイ・イズ・マイン」(1998年)
・11週間:フェイス・エヴァンス「アイル・ビー・ミッシング・ユー(with パフ・ダディ feat. 112)」(1997年)
・5週間:ヴァネッサ・ウィリアムス「セイヴ・ザ・ベスト・フォー・ラスト」(1992年)
1980年代
・6週間:マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」(1984-85年)
・6週間:アイリーン・キャラ「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」(1983年)
1970年代
・10週間:デビー・ブーン「恋するデビー」(1977年)
・6週間:ロバータ・フラック「愛は面影の中に」(1972年)
・5週間:キャロル・キング「イッツ・トゥー・レイト」(1971年)
1960年代
・5週間:ルル「いつも心に太陽を」(1967年)
上記のアーティストの中でカントリー・ミュージックを主としているのは、エラ・ラングレーとデビー・ブーンの2組のみで、デビー・ブーンは1977年から1981年にかけて、カントリー・ソング・チャートで12曲以上の首位を記録している。
先週のチャート(4月4日付)1位に初登場したBTSの「SWIM」は今週2位にランクダウンしたが、デジタル・ソング・セールス・チャートでは67,000(前週比29%減少)を売り上げて、2週連続の首位を維持している。
先週3位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」(最高2位)は、今週も3位をキープ。「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」は前週の7位から6位に上昇し、最高位を更新した。
今年1月から3月にかけて通算3週(非連続)首位を獲得したブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」は、前週に続き今週4位もランクイン。エアプレイ・チャートでは6週目の首位を獲得している(ラジオのオーディエンス・インプレッション数は8,100万回)。また、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとR&Bソング・チャートの両チャートではそれぞれ12週目の首位を獲得して、前者においては首位を獲得した5曲のうち「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」(2017年)を上回り自己最長記録をさらに更新した。
昨年6月から8月にかけて通算10週間首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」も前週に続き5位をキープして、今週でTOP5のランクイン総週を44週目に更新した。この記録は、同率で並んでいたザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」(2020年~2021年)を上回る史上2番目のロングヒットで、現時点での最長記録は47週間ランクインしたシャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」(2024年~2025年)となっている。
昨年8月から10月にかけて8週間にわたり1位を記録した、Netflixのアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の劇中歌、HUNTR/Xの「Golden」は先週の6位から7位に後退。冬季五輪効果でTOP10入りしたピンクパンサレスとザラ・ラーソンによるコラボレーション・ソング「ステイトサイド」は8位をキープして、ダンス/ポップ・ソング・チャートでは通算7週目の首位を獲得した。
自己最長の10週間首位を記録したテイラー・スウィフトの「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は9位、ケラーニの「フォールデッド」(最高6位)も10位をそれぞれキープしている。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは4月9日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
2位「SWIM」BTS
3位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
4位「アイ・ジャスト・マイト」ブルーノ・マーズ
5位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
6位「ソー・イージー(トゥ・フォール・イン・ラヴ)」オリヴィア・ディーン
7位「Golden」HUNTR/X
8位「ステイトサイド feat. ザラ・ラーソン」ピンクパンサレス
9位「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」テイラー・スウィフト
10位「フォールデッド」ケラーニ
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