GOOD BYE APRIL、バンドとファンの15年の歩みを感じた一夜【OUR BIOGRAPHY】ツアー最終公演のレポート到着

2026年4月7日 / 11:30

 GOOD BYE APRILが、2026年4月4日に東京・大手町三井ホールにて【GOOD BYE APRIL ONE-MAN TOUR2026『OUR BIOGRAPHY』~15th Anniversary~】を開催した。

 本公演は、2026年2月4日にリリースされたアルバム『HOW UNIQUE!』のレコ発ツアーのファイナルで、結成15周年を目前に控えた節目の一夜となった。2月の名古屋公演を皮切りに全国5か所を巡った、バンド史上最大規模のツアーである。

 東京・大手町に朱色の光が差し始めた頃、1曲目「SYMPATHY」からライブがスタート。シティポップの巨匠・林哲司のプロデュース楽曲である本曲は、どこか懐かしい80’sサウンドが印象的なハートフルなAORソング。会場には穏やかで心地よい雰囲気が広がっていく。

 続いて「GOOD BYE APRILです! 大手町へようこそ!」という倉品翔(Vo. / Gt. / Key.)の掛け声で、アルバム『HOW UNIQUE!』のタイトルナンバーでもある「ユニーク」と「Highway Coconuts」を披露。春の訪れを感じさせるこの季節にぴったりな楽曲。観客が自由に体を揺らしながら楽しんでいる様子が、老若男女誰でも盛り上がれて、自然と心がほどけていく、まさしくGOOD BYE APRILのライブの本質を感じる光景だった。

 ここで最初のMCパートへ。延本文音(Ba.)と吉田卓史(Gt.)の大阪出身コンビによる軽快なトークで今回のツアー【OUR BIOGRAPHY】を振り返り、「皆さん、自由に存分に楽しんでください」という倉品の合図で「CITY ROMANCE」へ。一気に大人びたムードが漂い始めた会場に「ポートレイト・ラヴソング」、ミラーボールが煌めく中で「feel my hush」の美しいハーモニーが響く。さらに「whiteout」が続き、観客の熱量は着実に高まっていった。

 ここで桜が満開の季節に合わせて「spring kiss」。久しぶりの演奏とあって、観客から思わず息を呑む声が上がった。ライブも中盤に差し掛かり、サポートミュージシャンはらかなこ(Key.)の美しいピアノのソロから、常田真太郎(スキマスイッチ)プロデュースの「ハーフムーンが見えたらさよならを」と「夜明けの列車に飛び乗って」を披露したところで再びMCへ。

 再度、15年間の歩みと今回のツアーを振り返る中で、延本より「15年間実は“上手(かみて) ”“下手(しもて) ”が分かっていなかった」という衝撃の告白が飛び出し、会場は笑いに包まれた。

 衝撃が残る中、メロウなサウンドで「息切れの恋」から後半戦がスタート。続く「Tokyo Weekend Magic」ではドラムとベースのビートが会場を揺らす。さらに、サポートミュージシャンである藤田淳之介(Sax. / from TRI4TH)、はらかなこのソロも交えた、ライブならではのリッチなアレンジが展開された。

 そして倉品の「Let’s Dance everybody!」という掛け声で「悪役」がスタート。MVが29万回再生を突破した、『HOW UNIQUE!』の中でもダンサブルなナンバーである。会場のボルテージも最高潮に駆け上がっていく。

 続いて、ブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」のカバー。曲中では、つのけん(Dr.)からそれぞれのソロを回し、ライブの醍醐味である即興のセッションで観客を魅了した。次はインディーズ時代からライブの人気楽曲「missing summer」を披露。ステージ裏と上手の幕が上がり、窓から大手町の街中の灯りを感じる開放感のある演出に会場からも歓声が上がる。

 ここで本編最後のMC。倉品は「今回のツアーで、皆さんからいただいた、たくさんのエネルギーを持って次のシーズンに向かっていきたいと思います。これからも皆さんにとって日常がキラッとするような心が豊かになるようなそんな音楽であり続けます。また必ず元気で会いましょう」と締めくくりラストソング「BIOGRAPHY」へ。この楽曲は実は5年以上前に生まれていたが満を持して2026年にリリースされた、アルバム『HOW UNIQUE!』の最後の曲である。アウトロでは会場全体で合唱し、盛大な歓声と割れんばかりの拍手の中本編が終了した。

 アンコールでは佐橋佳幸プロデュースの「リ・メイク」と林哲司プロデュースの「Love Letter」を披露。さらに大阪、東京、福岡を回る夏のツアーも発表された。

 東京公演は、夜はワンマンライブ、日中は入場フリーのマルシェやトークライブなどの催しもあり、「新しいお気に入りを見つけにいく」サマーパーティーを企画中だという。

 試行錯誤を繰り返しながらも、結成当初からオリジナルメンバーで変わらず4人で今日まで走ってきたGOOD BYE APRIL。バンドとファンの15年の歩みを感じ、心が温まると共に、これからのGOOD BYE APRILへ期待が高まる一夜となった。

◎セットリスト
【GOOD BYE APRIL ONE-MAN TOUR2026『OUR BIOGRAPHY』~15th Anniversary~】
2026年4月4日(土)東京・大手町三井ホール
01.SYMPATHY
02.ユニーク
03.Highway Coconuts
04.CITY ROMANCE
05.ポートレイト・ラヴソング
06.feel my hush
07.whiteout
08.spring kiss
09.ハーフムーンが見えたらさよならを
10.夜明けの列車に飛び乗って
11.息切れの恋
12.Tokyo Weekend Magic
13.悪役
14.ピンク・シャドウ
15.missing summer
16.BIOGRAPHY
En1.リ・メイク
En2.Love Letter
https://lnk.to/ourbiography

◎リリース情報
アルバム『HOW UNIQUE!』
2026/2/4 RELEASE
https://lnk.to/pre_howunique

◎公演情報
【GOOD BYE APRIL 2026 Summer Tour “My Favorite Avenue”】
2026年7月19日(日)大阪・梅田Shangri-La
2026年8月23日(日)東京・下北沢ADRIFT
2026年9月5日(土)福岡・ROOMS


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