【米ビルボード・ソング・チャート】ブルーノ・マーズ「アイ・ジャスト・マイト」がアルバムとともに首位、五輪効果で「ステイトサイド」が浮上

2026年3月10日 / 11:09

 今週(2026年3月14日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、ブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」が返り咲き、通算3週目の首位を獲得。同曲が収録された最新作『ザ・ロマンティック』も、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”でNo,1デビューを飾り、ソング・アルバムの両チャートを制した。本作からは、アルバムの冒頭を飾る「リスク・イット・オール」が4位に初登場して、通算22曲目のTOP10入りを果たしている。

 1月24日付のチャートで1位に初登場したブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」は、登場2週目の翌週(1月31日付)と2週連続でトップに君臨した後、6週間のブランクを経て今週(3月14日付)
返り咲き、通算3週目の首位を獲得した。

 「アイ・ジャスト・マイト」は、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で1位に初登場した自身4作目のスタジオ・アルバム『ザ・ロマンティック』からのリード・シングルで、今週はソング・アルバムの両チャートを同時(同週)に制する自身初の快挙も達成。また、本作の1曲目に収録されている「リスク・イット・オール」も今週4位にデビューして、TOP10のランクイン総数を通算22曲目に更新した。

 「アイ・ジャスト・マイト」は、今週の集計期間(2026年2月27日~3月5日)に公式ストリーミング再生数が1,800万回(前週比70%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が7,250万回(前週比6%増加)、セールスは6,000(前週比37%増加)を記録した。

 ストリーミング・ソング・チャートでは前週の16位から4位にジャンプアップして、エアプレイ・チャートでは3週目の首位を獲得。R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとR&Bソング・チャートの両チャートでも、それぞれ8週連続の首位を記録している。

 一方、今週4位に初登場した「リスク・イット・オール」は、初週2,320万回の公式ストリーミング再生数を記録して、ストリーミング・ソング・チャートではNo,1デビューを飾った。これにより、ブルーノ・マーズはエアプレイ・チャートとストリーミング・ソング・チャートを同時(同週)に制する快挙も達成。両チャートで同時に首位を獲得したのは、テイラー・スウィフトが「イズ・イット・オーヴァー・ナウ?(テイラーズ・ヴァージョン)」と「クルーエル・サマー」で達成した2023年11月11日と翌11月18日付のチャート以来のことになる。

 同じアルバムに収録された曲がそれぞれエアプレイ・チャートとストリーミング・ソング・チャートで1位を獲得したのは、過去10年間で『ザ・ロマンティック』が初の作品で、それ以前にこの偉業を成し遂げたのは、ザ・ウィークエンドのアルバム『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』から「キャント・フィール・マイ・フェイス」と「ザ・ヒルズ」がそれぞれのチャートで首位を獲得した2015年10月3日付のチャートだった。なお、先述にあるテイラー・スウィフトの両チャートで1位を獲得したタイトルは、それぞれ異なるアルバムに収録されている。

 今週新たにTOP10入りしたのは、ピンクパンサレスとザラ・ラーソンによるコラボレーション・ソング「ステイトサイド」で、前週の13位から7位に上昇し、ピンクパンサレスはアイス・スパイスと共演した「ボーイズ・ア・ライアー Pt. 2」(2023年/最高3位)に続く2曲目、ザラ・ラーソンは自身初のTOP10入りを果たした。

 「ステイトサイド」は、昨年4月にリリースされたピンクパンサレスのアルバム『ファンシー・ザット』に収録されていた楽曲で、ザラ・ラーソンをフューチャーしたリミックスは、同年10月に発表した『ファンシー・サム・モア?』で公開されている。

 今週ポイントが急増したのは、現地時間2月21日に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートのエキシビションにおいて、金メダルを獲得した女子フィギュアスケート選手のアリサ・リュウが同曲の一部を取り入れて滑ったからで、その反響により公式ストリーミング再生数が前週から49%増加の1,870万回に上昇。ラジオのオーディエンス・インプレッション数も、48%増加の260万回を記録した。ジャンル別のチャートでは、ダンス/ポップ・ソング・チャートで通算3週目の首位を獲得している。

 リミックスのゲストとしてクレジットされたザラ・ラーソンは、ソング・チャート“Hot 100”に初めてランクインしてから10年1週間を経て初のTOP10入りを果たした。これまでの最高位は、2016年3月5日付のチャートで「ネヴァー・フォーゲット・ユー」が記録した13位で、同年7月には「ラッシュ・ライフ」もチャートインを果たしている。

 「ラッシュ・ライフ」は、「ステイトサイド」のヒットを受けて今年1月TOP40に返り咲き、2月には36位まで到達した。両曲がTOP40入りした週には新曲「ミッドナイト・サン」もデビューを果たし、3曲が同時(同週)にランクインし続けている。

 先週2週目の首位を獲得したエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は今週2位にランクダウンしたが、カントリー・ソング・チャートでは通算15週目の首位を獲得している。

 先週2位にランクインしていたオリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」は今週3位に、昨年6月から通算10週間首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、前週の3位から5位に順位を下げた。

 2月28日付のチャートで首位を記録したテイラー・スウィフトの「オパライト」は4位から6位、自己最長の10週間首位を記録した「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は7位から9位にそれぞれランクダウンして、Netflixのアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックから大ヒットを記録しているハントリックスの「Golden」(通算8週間首位を記録)は6位から8位に順位を下げた。

 ソンバーの「バック・トゥ・フレンズ」(最高7位)も前週の9位から今週10位に下降したが、ロック&オルタナティヴ・ソング・チャートでは19週目の首位を獲得している。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは3月12日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「アイ・ジャスト・マイト」ブルーノ・マーズ
2位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
3位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
4位「リスク・イット・オール」ブルーノ・マーズ
5位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
6位「オパライト」テイラー・スウィフト
7位「ステイトサイド feat.ザラ・ラーソン」ピンクパンサレス
8位「Golden」HUNTR/X
9位「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」テイラー・スウィフト
10位「バック・トゥ・フレンズ」ソンバー

 


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