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SoundScan Japanによる2025年年間のアナログ・レコードの売上動向が、発表された。
売上枚数はアナログ・シングルが約14.6万枚、アナログ・アルバムが約92.5万枚となり、合計売上枚数が約107.1万枚で前年比112%となった。また、売上金額はアナログ・シングルが約4.3億円、アナログ・アルバムが約51.1億円となり、合計売上金額が約55.4億円で前年比116%となっている。
アーティスト別の売上金額では、ONE OK ROCKが約2.8億円を売り上げて1位を獲得した。2025年はバンド結成20周年を記念し、全11作のアルバムを網羅したアナログレコードBOX『ONE OK ROCK 20th Anniversary Vinyl LP Box』がリリースされている。そして、山下達郎とTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTは、2025年上半期のアナログ・レコード売上動向に続き、それぞれ2位、3位をキープ。今回4位に躍り出たのはサカナクションだ。2015年にリリースされたアルバム6作品のアナログ盤が完売し、再販希望が多数寄せられたことを受け、未アナログ化のアルバム2作品を新たに加えた全8作品が再リリースされている。
作品別売上枚数を見ると、山下達郎のデビュー50周年を記念してリリースされた、シュガー・ベイブのアナログ・アルバム『SONGS 50th Anniversary Edition』とアナログ・シングル『DOWN TOWN』が、アルバムおよびシングルでそれぞれ首位を獲得した。またシングルでは、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のW主題歌である、Aimer「太陽が昇らない世界」とLiSA「残酷な夜に輝け」の両曲が収録された『太陽が昇らない世界 / 残酷な夜に輝け』が2位にチャートイン。一方アルバムでは、星野源『Gen』や藤井 風『Prema』など、新譜のアナログ盤も上位にチャートインしている。
売上枚数、売上金額、発売タイトル数がいずれも右肩上がりとなっているレコード市場。さらに、シングル・アルバムともに平均単価も上昇傾向にあり、シングルは約2,900円、アルバムは約5,500円となっている。シングル・アルバムそれぞれで平均単価を上回る作品を見てみると、坂本龍一『Opus』やテレサ・テン『アナログ・シングルBOX』など、複数枚を収録したボックス商品が目立つ。こうした商品は単価が高くなりやすい一方で、実際に売上を伸ばしていることから、価格帯の高い作品であっても“特別感”のあるボックス盤には一定の需要があることがうかがえる。価格帯の上昇と市場規模の拡大が同時に進んでいる点は、レコード市場の成熟を示す動きとも言えるだろう。今後も、レコード市場における高付加価値商品の動向や、2026年の市場変化に注目したい。
アーティスト別売上金額、アナログ・アルバム、アナログ・シングルの売上枚数別トップ5は以下の通り
◎2025年年間アーティスト別売上金額
1位 ONE OK ROCK(約2.8億)
2位 山下達郎(約2.5億)
3位 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(約1.8億)
4位 サカナクション(約1.3億)
5位 久石譲(約1.2億)
◎2025年年間シングル・セールスTOP5
1位『DOWN TOWN』シュガー・ベイブ
2位『太陽が昇らない世界 / 残酷な夜に輝け』Aimer / LiSA
3位『クリスマス・イブ (2025 Version)』山下達郎
4位『B面に恋をして』浜田省吾
5位『Mine or Yours』宇多田ヒカル
◎2025年年間アルバム・セールスTOP5
1位『SONGS 50th Anniversary Edition』シュガー・ベイブ
2位『Gen』星野源
3位『Prema』藤井 風
4位『BIG WAVE(2025 Vinyl Edition)』山下達郎
5位『modal soul』Nujabes
※SoundScan Japan調べ
(集計期間:2024年12月31日~2025年12月28日)
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