<ライブレポート>aespaが3度目となるアリーナツアー開催、ファンとともに次なる世界へ

2025年12月12日 / 18:00

 aespaが、自身3度目となる日本アリーナツアー【2025 aespa LIVE TOUR – SYNK : aeXIS LINE – in JAPAN】を開催し、11月27日の大阪・大阪城ホールにてファイナルを迎えた。本稿では、11月9日に開催された東京・国立代々木競技場第一体育館での公演の模様をお届けする。

 本ツアーは、10月4日の福岡・マリンメッセ福岡 A館を皮切りに東京、大阪、愛知と4都市にて10公演開催された。公演では、9月5日にリリースされたミニアルバム『Rich Man』の収録曲やメンバー別のソロ曲など、アンコールを含めた全26曲を披露。集まったMY(ファンネーム)と会場を熱く盛り上げ、aespaの持つ唯一無二の世界観と音楽で特別な空間を作り上げた。

 ライブはダイナミックな演出でスタートした。まず、センターステージに大規模な紗幕がかかり、その幕がスクリーンとなり閃光に照らされ注目を集める。いよいよ幕が落ちると、リフトに乗った4人が登場。オレンジのライトが光り、バックスクリーンに月食が映し出され神秘的なムードが漂う中、4人は真っ直ぐに前を見つめた後、メインステージに移動し、「Armageddon」で本編をスタートした。サビでは炎があがり、最高にホットなパフォーマンスに歓声が沸き起こり、続いて「Set The Tone」「Drift」と激しいダンスパフォーマンスを繰り広げ、会場の熱気は序盤から一気に高まっていった。

 MCでは、「大切な時間を割いて来てくれて、ほんとにほんとにありがとうございます! 今日も最高のステージでお返ししますので楽しみにしていてください」(KARINA)、「昨日の公演がすごく楽しかったので、今日も本当に期待しています。一緒に楽しみましょう!」(WINTER)、「今日も全力でステージをお届けしますので、皆さんも最後まで盛り上がってくださいね!」(GISELLE)、「今日も、さすがaespaだったねと言ってもらえるように頑張ります!」(NINGNING)と全員日本語で挨拶し、ライブへの意気込みを語った。そして、今回のツアーについて、KARINAが「ツアータイトルは中心軸という意味です。今日は皆さんと一緒に私たちの中心軸を探しにいこうと思うのですが、準備はできましたか?」と呼びかけ、「Dirty Work」へ。赤と青のレーザー光線や炎が立ち上がるステージで、圧倒的なグルーヴを作り上げた。

 本公演の見どころの一つ、ソロ・パフォーマンスは4人のバイブスに圧倒される時間となった。最初はKARINAが「GOOD STUFF」を披露。ツインテールに制服で、スカートの下にはジャージを履き、ギャルチックなスクールスタイルで登場すると、キュートな姿とは裏腹にヘヴィなビートに合わせたラップとキレのあるダンスを見せる。KARINA自身が作詞を担当した楽曲は彼女の堂々とした姿勢を表現しており、ステージでもその雰囲気を存分に放ち会場中を魅了した。続くNINGNINGは森の中にいるような鳥や水の音とともに登場し、「Ketchup And Lemonade」を歌唱。途中、バックダンサーが去り、広いステージ上に一人になったNINGNINGが滑らかなダンスを見せ、指先まで美のオーラを漂わせる姿にうっとり。心地よい高音を響かせ、MYの心を射止めた。

 GISELLEはダンスポップ、「Tornado」を表情豊かにパフォーマンス。爽やかな雰囲気がGISELLEの明るさを表現し存在感でも観客を魅了していく。ラストには一筋のスポットライトが彼女を照らしシルエットを映し出したのが美しかった。ソロ・パフォーマンスの最後を飾るのはWINTERのソロ曲「BLUE」。満点の星空をバックに登場すると、情緒的な歌声を響かせる。風がなびき、雰囲気も満点。ラスサビでは紙吹雪が舞い、笑顔を見せ歌う姿が印象的だった。

 衣装チェンジの後、再び4人がステージに登場すると、日本オリジナル楽曲となる「Hot Mess」や「Trick or Trick」とエネルギッシュな楽曲を次々披露。MCを挟んだ後は、たくさんの花に囲まれたステージで「Flowers」、スモークがたかれた幻想的なステージで「Lucid Dream」をしっとりと歌唱するなど、先ほどの力強いパフォーマンスとはまた違った魅力を見せる。そして「Angel #48」ではシャボン玉が舞うなか歌声を届け、「ZOOM ZOOM」ではペンライトがカラフルに光り、サビの掛け声で一体感を高めた。

 GISELLE の電話を掛けるフリから始まった「Rich Man」では、札束の山をバックにエネルギッシュなパフォーマンスを披露。最後は札束にライトがあたり燃えるように見せる演出に、歪んだギターが鳴り響き、最新曲で今のaespaのモードを見せつけると、その迫力を保ったまま「Kill It」「Dark Arts」を披露し、会場の熱気はますますヒートアップしていく。

 人気曲「Next Level」でラストスパートをかけると、「Supernova」「Whiplash」と大ヒット曲の連続にこの日一番の盛り上がりを見せる。特に「Whiplash」の“スーパージゼルタイム”には絶叫が巻き起こった。MYのaespaへの感情が溢れ出したかのように爆音の音玉が鳴り「Girls(Drama Mashup Ver.)」へ。ダンスブレイクを巧みなカメラワークで見せ、これでもかというほど熱量を高めると、敬礼ポーズをとり4人がステージを去る。照明により赤く染まった世界に“GIRLS”の文字が写し出され、ダイナミックに本編を終了した。

 アンコールでは、トロッコに乗って客席を巡り、MYとより近くで目線を合わせたり手を振り、和やかなムードに。最後の挨拶では、「MYの笑顔や、応援の声一つひとつが、本当に大きな力になりました。今日も本当に幸せでした。ありがとうございます!」(KARINA)、「2日間、それぞれ違うエネルギーを感じられて、とっても楽しかったです。みなさんのエネルギーのおかげで、心から楽しく幸せにステージができました。本当にありがとうございます!」(WINTER)、「代々木での公演の夜がこうして終わっていくんですけど、2日間、みなさんと一緒に笑って、歌って、踊った時間を絶対に忘れません。本当に本当に幸せでした。みんな、本当にありがとうございます!」(GISELLE)、「今日は本当にありがとうございました。いつも東京に来たらめっちゃ幸せです。この2日間本当に楽しかったです! 次はもっと一緒に楽しく盛り上がりましょう!」(NINGNING)と、メンバーそれぞれからMYへの感謝の言葉が贈られた。そして「To The Girls」で、約2時間半のライブは大団円を迎えた。

 11月8日の公演では追加公演として、2026年4月11日と12日に京セラドーム大阪、4月25日と26日に東京ドームでの公演が発表された。意外にも、京セラドーム大阪に関しては初の単独公演とのことだが、まだまだグループの中心軸を拡張し続けるaespaに来年も目が離せないだろう。

Text by Sakika Kumagai
Photo by 田中聖太郎

◎セットリスト
【2025 aespa LIVE TOUR – SYNK : aeXIS LINE – in JAPAN】
2025年11月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館
01. Armageddon
02. Set The Tone
03. Drift
04. Dirty Work
05. GOOD STUFF(KARINA Solo)
06. Ketchup And Lemonade(NINGNING Solo)
07. Tornado(GISELLE Solo)
08. BLUE(WINTER Solo)
09. Hot Mess
10. Trick or Trick
11. Flowers
12. Lucid Dream
13. Thirsty
14. Angel #48
15. Better Things
16. ZOOM ZOOM
17. Rich Man
18. Kill It
19. Dark Arts
20. Next Level
21. Supernova
22. Whiplash
23. Girls(Drama Mashup Ver.)
En.01 Sun and Moon
En.02 Live My Life
En.03 To The Girls

◎公演情報
【2026 aespa LIVE TOUR – SYNK : aeXIS LINE – in JAPAN [SPECIAL EDITION DOME TOUR]】
2026年4月11日(土)大阪・京セラドーム大阪 OPEN 16:30 / START 18:30
2026年4月12日(日)大阪・京セラドーム大阪 OPEN 14:00 / START 16:00
2026年4月25日(土)東京・東京ドーム OPEN 16:00 / START 18:00
2026年4月26日(日)東京・東京ドーム OPEN 14:00 / START 16:00


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