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2025年11月26日公開(集計期間:2025年11月17日~11月23日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、初週1,213,001枚を売り上げて首位を獲得したINI『THE WINTER MAGIC』。
今作は、11月19日にリリースされたINIのニューシングル。グループ初のウィンターソングであるリード曲「Present」、映画『INI THE MOVIE「I Need I」』の主題歌「君がいたから」など、全形態共通の4曲が収録されている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、『THE WINTER MAGIC』の販売動向を調査。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/156100/2)では、INIのこれまでにリリースされたCDシングルの初週と累計販売枚数を比較している。
図1を見てみると、彼らの原点であるオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の注目度の高さもあってか、1stシングル『A』から初週ハーフミリオンに迫るセールスを記録している。そして、その後の『I』(初週742,208枚)、『M』(初週737,348枚)で大きな伸びを見せており、ファンの拡大が起きていることも見てとれる。『DROP That』『TAG ME』で一度落ち着きを見せるも、『THE FRAME』(初週812,184枚)で当時の自己最多初週セールスを記録。『THE FRAME』と『THE VIEW』がリリースされた2024年は京セラドーム大阪で初の単独ドーム公演を開催するなど、さらに認知と人気を伸ばした年であると言えるだろう。そして、前作から大幅な初週セールスの伸びを見せた今回の『THE WINTER MAGIC』。すでに相当の人気を得ていた彼らだが、さらに新規ファンの流入が起きていることが予測できる。
続いて、図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/156100/3)は、『THE WINTER MAGIC』の実店舗における発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
図2が示す通り、関東地方で39.3%(以下かっこ内全シングル:56.0%)と低い分、中部地方で28.8%(10.2%)と高い販売比率となっている点が興味深い。その他の地域においては全シングルと同程度の販売比率となっており、大都市圏への偏りがなく、バランスの取れた比率であると言えるだろう。
自己最高のスタートダッシュで当チャート年度(2024年11月25日~)における最多初週セールスを記録した『THE WINTER MAGIC』。2025年は3度目のアリーナツアー開催をはじめ、精力的な活動を展開した彼らだが、来年のさらなる活躍にも期待が高まる。
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