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「あなたが今日も強く可愛く生きるための心のおまもりになる」をコンセプトに、多種多様の“可愛い”と熱い想いを爆発させながら活動しているアイドルグループ・可愛いって言わないと呪う!(通称:かわのろ)。12月9日にリリースする新体制初のニューシングル『エビバリ□プリンセス』(※□=ハート)、11月8日よりスタートする東名阪ツアー【エビ□プリ single リリースワンマン TOUR!! supported by WEGO】(※□=ハート)へ向けて彼女たちは今どんな想いで活動しているのか。メンバー7人と、かわのろのプロデューサー・メイビーモエそれぞれの言葉を交えてここに紹介したい。
<新生かわのろとして華々しい再スタート! 新メンバー3人がこのグループの一員になりたかった理由とは>
かわのろは「可愛いって言わないと呪う」を代表曲に持つバンド・ぽわんのメイビーモエプロデュースのもと2023年末にデビュー。個性あふれる可愛さと激しいダンスパフォーマンス、エモーション溢れる歌声に光度100%の笑顔。それらを開花させるハイパーポップで個性的な楽曲の爆発力など、新人アイドルらしからぬ長所を武器にして、デビュー当初に掲げた「1年後に東京・渋谷Spotify O-EASTでの初ワンマンライブを成功させる」を2025年1月に実現してみせた。
※<ライブレポート>可愛いって言わないと呪う!「かわのろを選んでくれてありがとう」諦めなかったアイドル人生の先に辿り着いた初ワンマン大成功
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/145634
その後、結成時からのメンバーとの別れを経験しながらも、かわのろのさらなる飛躍を信じて活動してきた舞白ゆきだま(メルヘンチックホワイト)、星菜あむ(ラズベリーパープル)、翠茉りの(エメラルドグリーン)、心音ふみな(ビオラブラック)のもとへ、今年7月より新メンバーの姫宮ねね(ティアラブルー)、日野ゆい(ポップコーンイエロー)、櫻羽もち(ミルキーピンク)が厳しいオーディションを経て加入。今年7月に新体制お披露目ライブを開催し、新生かわのろとして華々しい再スタートを切ったのだが、新メンバーの3人はどのような経緯と想いで、かわのろの一員になりたいと思ったのだろうか。
姫宮ねね「私は元々、撮影会メインで活動していたんですけど、その当時の事務所から勧められてアイドルになったんです。ただ、私が所属していたグループがあんまりうまくいってなくて。そんな中でかわのろと同じライブイベントに出演する機会があって、初めてかわのろのライブを観たんですけど、それが本当に印象的で「このグループに絶対に入りたい!」と思ったんです。ステージが楽しくて、一体感もすごかったし、ひとりひとりの見せ方がうまくって、みんな存在感が大きかったんですよね。あと、ファンの人たちも一緒になってライブを本当に楽しんでいる感じがして。なので、以前所属していたグループが現体制終了になったタイミングで、かわのろのオーディションを見つけて受けさせてもらったんです。」
日野ゆい「私は音大に通っていたんですけど、そこにめっちゃ可愛い人がいて。その子がアイドルで、dropのしずりん(杉野静香)だったんですよ。で、しずりんのアカウントをフォローして「可愛い人がフォローしている人もきっと可愛いんだろな」と思って(笑)その人たちのこともフォローしていたら、神宿の小山ひなちゃんに辿り着いて。それからいっぱいライブに通って、すごく可愛いし、エネルギーをたくさんもらっていたんです。子供の頃もミニモニ。とか好きだったんですけど、そこでアイドル熱が再燃して、それがきっかけで自分もアイドルを目指すようになりました。
かわのろのことは、ねねちゃんと同じように、以前所属していたアイドルグループ時代に同じイベントに出させてもらって。そのとき「ここでずっと活動するべきか」悩んでいたんですけど、初めてかわのろのライブを観て世界が変わったんです……(涙を溢れさせる)。ちゃんと熱い魂を持ってアイドルしている人たちがいるんだなと思って……観た瞬間にメンバー全員をフォローして。で、ずっと注目していたんですけど、自分が前のグループを辞めるタイミングとかわのろの新メンバーオーディションのタイミングが合って「私も熱い気持ちを持った人たちとアイドルがやりたい。ここに懸けよう!」と。その結果、今ここにいます。」
櫻羽もち「自分は小学校ぐらいのときから芸能とかダンスとかやりたいなと思っていて。『イッテQ!』に出たいなと思ったりしていたんですけど、中学で出逢った友達が全員アイドル好きで、その子たちに「アイドルになったらいいんじゃない?」って勧められて。そこからiLiFE!とかいろんなグループを観るようになって「アイドルっていいな」と思って、中2ぐらいに自分もアイドルのオーディションを受けてみようと思ったんですけど、年齢制限で入れなくて。それでアイドルになれる年齢になるのをずっと待ってから、オーディションサイトでいろいろ見ていたら「かわのろがいちばんちゃんとしていそうだな。ホームページとかあるし」と思って受けることにしました(笑)。
それまでかわのろのライブを観たことがなかったんですけど、オーディション初日に目の前でパフォーマンスを観させてもらって、めっちゃ感動して、泣いて。覇気がすごかった。なんか泳いでいるみたいだったんです。それで自分もこのグループの一員になりたいなと改めて思って、がんばっていたらメンバーになれました。」
かわのろに人生の転機をそれぞれに見出し、見事メンバーになってみせた3人。その姿とストーリーをオーディション時から見守り、3人を新しい仲間として育ててきた先輩メンバーたちは、彼女たちにどんな印象を抱いていたのか。
翠茉りの「オーディションに参加してくれたみんなが、今できる精一杯で頑張っているのは伝わったんですけど、今までのかわのろの中に入るとなると「どうかな?」と正直思っていて。でも、最終審査でひとりひとり想いを語る場面でそれぞれの熱さは伝わっていたので、「これから練習していく中でどうなっていくのかな?」という期待はありました。」
舞白ゆきだま「特にこの3人は喰らいつき方がすごかった。ゆいちゃんはガムシャラな感じが全面に出ていて、ねねちゃんからは内に秘めた「やってやる」という熱い想いを感じていたし、もちは……なんて言ったらいいんだろう。ふわりとかわしていくような。熱いけど、良い意味で飄々としているというか。若さゆえの強さ、無敵感みたいなものをすごく感じて「でっかくなりそう。すごい奴だな」と思いました(笑)。」
星菜あむ「その3人が合格して、私とりのぽんで振りを教えたりしていたんですけど、それから1か月ぐらいは自主練だったから会う機会がなくって。で、久々に会って3人のパフォーマンスを観たときにめちゃめちゃ成長していて! 振り入れのときは「大丈夫かな?」と心配していたんですけど、出来なかったことが出来るようになっていて「すごっ!」ってビックリしました。オーディションのときは、結成時からのメンバーが卒業することになったり、新体制で上手くやっていけるのか不安に思ったり、自分の感情もぐちゃぐちゃだったけど、久々に会った3人の姿を見て「これだったら、やっていけるな」ってめっちゃ思いました。」
心音ふみな「すごく必死に頑張っているなと伝わってきて。私も途中加入だったから、みんなに追いつくことの大変さを知っているし、自分にしか分からないことがあるから、そこは私なりにフォローしてあげたいなと思っていましたね。今は新しい仲間が増えたことを純粋に喜んでいます。あと、この1年はメンバーの卒業や加入があって気持ちの整理ができないまま活動してきたんですけど、それができていない自分も自分だから、そのときそのときの気持ちを抱えたまま今もここにいて。翻弄されながらも、それも私だからそのまま生きています。良いこと言ったかも、今(笑)。」
かわのろにとって今年の夏は激動だった。前述した通り、これまで共に活動してきたメンバーたちの卒業に加え、事務所の移籍。そんな状況下での新メンバーオーディション~デビューまでの育成。そして、7月4日に【かわのろちゃんNEW!超ド級□新体制お披露目ライブ】(□=ハート)を開催したわけだが、そこにはこれまでのかわのろファンが受け入れてくれるのか、大きな不安もあったという。
※可愛いって言わないと呪う!新体制お披露目ライブレポ解禁「これからもあなたの心のお守りであり続けられるよう、強くて、可愛くて、全力のライブをこの7人で!」
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/151702
姫宮ねね「前のグループを辞めてから半年ぐらい空いていたので、自分の今までのファンの人たちが続けて来てくれるのか不安でしたし、いちばん怖かったことは、元々のかわのろのファンの方々に受け入れてもらえるのか。それで毎日不安でエゴサとかいっぱいしてて……(涙を溢れさせる)。でも、いざ新体制お披露目ライブのステージに立ったらお客さんがパンパンで、前のグループからのファンの人たちもいてくれて、それがすごい力になって頑張れました!」
日野ゆい「(もらい泣きしながら)死んでいた自分が生き返ったような気持ちになりました。熱いグループに入れて、やっとやりたかったことができる!って。かわのろは自分が何をしても受け入れてくれるし……「何をしても」って悪いことをしているわけじゃないんですけど(笑)、ちゃんと向き合ってライブをつくれるグループだと思ったので、やっとそこに自分が立てたぞ!という気持ちでずっとワクワクでした!」」
櫻羽もち「私もいっしょで「人生、始まった!」って感じ。生きた心地がした。かわのろに入るまではずっとぼーっと生きちゃっていたけど、やっと「これだ!」と思える場所に来れた感じがしました。」
舞白ゆきだま「「変わったな」って感じがしました。2ndワンマンライブの幕間の映像でふみなちゃんも言っていたんですけど、全員でひとつになれた感じがして「やっていけそうだな」って思いました。今までとは違うけど、これはこれで表現したいかわのろというか、ひとりひとりで表現する可愛いじゃなくて、みんなで表現する可愛いが届けられるなって。そういう意味でも一体感をすごく感じました。」
心音ふみな「個人的には、MCとか今までやってこなかったことが格段に増えたライブで必死だったから、あんまり記憶がないんですよ(笑)。でも、そういう意味では、私としても新しい気持ちで臨んだライブだったし、新メンバーはもっと必死で不安だろうから気にしていたんですけど、3人がすごく楽しそうだったから「よかった」と思ったのは覚えています。」
星菜あむ「私もお披露目ライブは正直めっちゃ不安で、どんな反応をされるのかめっちゃ怖かったんですけど、ステージに立ってみたらお客さんがいっぱいいてめちゃくちゃ楽しくて! ただ、それでもまだちょっと不安だったんですよ(笑)。そしたら終演後にファンのみんなもそうなんですけど、かわのろのことをよく知っている関係者の人からも「何があっても諦めず頑張ってきてよかったね。「今が最高」を体現するめっちゃ良いライブだった」と言ってもらえて、そこでようやく「あー、よかったな」って安心しました。」
翠茉りの「私も「あー、よかったな」って思いました(笑)。いろいろ重なりすぎていたから不安だったんですけど、フロアの雰囲気を見ていても、ファンの盛り上がり方を見ていても、特典会で感想を聞いても、全部含めて「これでよかったんだな」と思えました。」
<新生かわのろ7人の個性と魅力を一挙紹介! 先輩メンバーから見た新メンバー、新メンバーから見た先輩メンバーの印象>
こうして新しいストーリーを切り拓いてみせた新生かわのろ。お披露目ライブから4か月が経ったこのタイミングで、改めてひとりひとりの個性や魅力を知ってもらうべく、先輩メンバーから見た新メンバー、新メンバーから見た先輩メンバーの印象を各々に伺ってみた。
◎姫宮ねね(ティアラブルー)
舞白ゆきだま「ねねちゃんは面白いです。見た目はキレイでスタイル良くておねえさんって感じなんですけど、喋るとすごくふにゃふにゃしてて、たまに聞き取れないときもある(笑)。それが可愛くて。でも、すごくしっかりしているんです。新体制でデビューする前のレッスンでも分からないことはすべてちゃんと聞いてくれたり、それでちゃんと直してきたり、アイドルに対する想いの強さが見ていて伝わってくるんです。そこがすごく好きです。あと、意外と毒吐く(笑)。」
翠茉りの「さっき、ゆきだまちゃんが「ねねちゃんは内に秘めた熱い想いがある」と話していたと思うんですけど、本当にそれをすごく感じるというか。言葉にはそんなに出さないけど、パフォーマンスとか目から伝わるものがすごくあって。かわのろのことが本当に大好きなのも伝わるし、一緒に活動できてうれしいです。」
姫宮ねね「また泣いちゃう(笑)。改めて言われるとうれしい。」
◎日野ゆい(ポップコーンイエロー)
星菜あむ「明るくて、元気をすごくもらえる。あと、急にすごく褒めてくる(笑)。」
翠茉りの「気付いたらすぐ褒めてくるから、自然と私たちもゆいちゃんのことを褒めたくなるし、ゆいちゃんが入ってきてからみんなよく褒め合うようになりました(笑)。」
日野ゆい「私もよく褒めてもらっているので(笑)。」
心音ふみな「空気を読むのが上手なんですよ。まわりをよく見ていて、自分が今どう立ち回ったらどうなるのか、すごく分かってくれているんだろうなと思います。だから、すごく頼りになる。いろいろ気付いてくれるから、私も話しやすいし。ふたりで喋っていても、体現している熱さだけじゃない、心の中にある熱さも感じるし、自分をしっかり持って生きているんだろうなと思います。」
◎櫻羽もち(ミルキーピンク)
心音ふみな「赤ちゃん(笑)。良くも悪くも怖いもの知らずだから突っ込んでいける。やろうと思ったことに一転集中できるんですよね。そこが強みだと思います。」
舞白ゆきだま「そういう無敵感もある一方で、愛され力もすごい。距離の詰め方がすごく上手くて、タメ口交じりで話してくるんですけど(笑)、イヤな感じがしないんですよ。魔法みたい。それってアイドルとして必要な要素だと思うし、才能だと思います。」
櫻羽もち「謝謝。」
翠茉りの「こんな感じで「ありがとうございます」というワードをまだ一度も聞いたことがないんですよ(笑)。」
◎舞白ゆきだま(メルヘンチックホワイト)
櫻羽もち「えー、うーんとねぇ。最近気付いたんだけど、かわのろの中でいちばん目がいく。パフォーマンスがすごくよくできている。ビックリした。」
一同「(爆笑)」
姫宮ねね「ゆきだまちゃんはライブのMCがすごくて、言葉選びがすごく好きで、絶対に私から出てこないような言葉が出てくるし。SNSとかでも。それが本当にすごいなと思っていて。あと、ゆきだまちゃんとはライブ中にフォーメーション的に1回ぐらいしか目が合うところがないんですけど、その貴重な目が合う瞬間が……好き。すごくしあわせです。」
◎翠茉りの(エメラルドグリーン)
櫻羽もち「なんか、やわらかい感じ。リーダーだけど、ポーンって感じ。いちばん天然。可愛い。」
日野ゆい「教えるのが上手だなと思いました。レッスンのときも「ここが分からない」と私が思っているポイントをドンピシャで「こうだよ」って教えてくれるんですよね。最初の印象はそういう感じ。で、今、もちも言っていたけど、しっかりしてそうに見えて天然を出してくるから「ゆいがこの笑顔を守る」って思う(笑)。」
翠茉りの「ありがとう(笑)」
◎星菜あむ(ラズベリーパープル)
櫻羽もち「似ているものを感じる。思ったことをオブラートに包まないでちゃんと言える人。すごく同じ人種だと感じる。」
星菜あむ「そうなんだ(笑)。」
姫宮ねね「あむちゃんのことは、オーディションの前からライブ映像とか観ていて「いちばんこの人と仲良くなりたい」と思っていたんです。ただ、オーディションのときにあむちゃんが歌うところを割り振りしてもらったんですけど、好きすぎて嫌われたくなくて「ここ、どうしたらいいんですか?」とかあんまり言えなくて……(涙を溢れさせる)」
星菜あむ「え、そこで泣くの(笑)?」
姫宮ねね「それぐらい、いちばん大好きなんです。好きすぎて、大変です(笑)。」
◎心音ふみな(ビオラブラック)
櫻羽もち「本当の姉みたい。やさしいし、特典会のときに注意してくる。」
一同「(爆笑)」
日野ゆい「ふみなちゃんは、本人もさっき言っていたけど、私たちと一緒で途中からオーディションで入ってきている人だから、こっちにも寄り添えるし、本当にふみなちゃんがいたから、私たちは早い段階でかわのろに馴染めたんだと思います。分からないこととか先輩に聞きたいけど、最初は緊張するじゃないですか。それが顔に出ていて、ふみなちゃんが「なんか分かんないことある?」って聞いてくれるから何度も助けられました。で、今は面白い人。ゆいは面白いと言われるのがいちばん好きだから羨ましい(笑)。あとは、すごく歌が上手で、ソロライブを観にいったときも歌に対する情熱をすごく感じたし、「ライブでこう表現したい」というものがきっと頭の中にイメージされていて、それを実際に表現する力がある人だなと思います。」
<新体制初のワンマンライブ~ニューシングルで「ヒットチャートで1位を獲る」「TikTok1億回再生を目指す」という目標>
各メンバーによるメンバー紹介からも分かる通り、それぞれにリスペクトし合う理想的な関係を築いている新体制のかわのろにとって、初のワンマンライブ【KAWANORO is The 7 Princesses!!】が9月1日に渋谷ストリームホールにて開催された。
◎<ライブレポート>かわのろ(可愛いって言わないと呪う!)新体制初ワンマン大成功でネクストストーリーへ「生きててよかった!」新Sg発売&東名阪ツアー決定
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/153225
舞白ゆきだま「まさに「生きててよかった!」と思えるライブでした。かわのろはデビューしてから本当にいろいろあったけど、ここに居続けて、渋谷ストリームホールでライブができて、本当にこの道を選んでよかったなって。」
翠茉りの「本当に怒涛すぎて、気付いたらワンマンライブ当日だったんですけど、実際にステージに立ってパフォーマンスしてみたら、本当に心から楽しくて。それがファンのみんなにも伝わっていて、特典会でも「ここがよかったよ」とかじゃなくて「本当に良いライブだった!」と言ってくれる人たちがめちゃめちゃいたから、ちゃんと通じ合っていたんだなと思えて嬉しかったです。新体制になってから開催まで本当に短い期間だったけど、ここまで仕上げられたのはすごいなと思ったし、新メンバーの3人もすごく頑張ってくれて、今のかわのろの形になれて本当によかったなと思いました。」
星菜あむ「今回のワンマンでは、冒頭に私たちの寸劇を披露したんですけど、あれは「別のアーティストさんのライブに行ったときに、こういうことをやっていました」ってあむが案を出したんですよ。そしたらマネージャーさんが面白い台本を用意してくれて、最初はめっちゃ棒読みだったし、ダンスの振り付けと違ってセリフが全然入ってこなくって大変だったんですけど、みんなでたくさん読み合わせとかして。当日はアドリブも飛び出すぐらい楽しくやれて、ファンのみんなもちゃんと話に入ってきてくれて、一緒に盛り上がってくれたから嬉しかったです。」
櫻羽もち「アンコールで「IDOL LIFE」「清く、可愛く、美しく。」を披露したときに、目の前のお客さんたちがほとんど全員泣いてから、つられて泣いちゃいました。あと、本当に楽しいライブだったから、終演後も「終わっちゃうのがイヤだ」と思って泣いていました。」
そして、同公演で初披露されたニューシングル『エビバリ□プリンセス』(※□=ハート)を12月9日にリリースすることが決定。この曲でかわのろは「ヒットチャートで1位を獲る」「TikTok1億回再生を目指す」という目標を掲げている。
星菜あむ「TikTokに音源を公開してから、毎日「1億回再生を目指す」と言いながらいろいろ試しているんですけど、昨日ちょうど面白いことを思いついたので、準備が出来次第やろうと思っているんです。この記事が出る頃にはもう公開されているかもしれないんですけど、「こんなプリンセスはイヤだ」という企画をやろうと思って(笑)。例えば『エビバリ□プリンセス』をめっちゃキモく踊ったりとか(笑)。なので、ぜひチェックしてみてください!」
翠茉りの「新体制初ワンマンで「これはいけるぞ!」と思ったので、今はリリイベを各所でやっているんですけど、そこでもっとたくさんの人にかわのろのことを知ってもらって、かわのろの東名阪ワンマンツアーで私たちの魅力のすべてを体感してもらいたいし、それこそ「ヒットチャートで1位を獲る」「TikTok1億回再生を目指す」といった目標も達成できるように頑張りたいです!」
櫻羽もち「TikTok1億回再生してもらう為には……渋谷のスクランブル交差点にスピーカーを持っていって、歌う!」
日野ゆい「それは怒られちゃうからダメです(笑)!」
舞白ゆきだま「ただ、以前「中華食べたい」を街中の人と踊る企画があって、それをみんな楽しんでくれていたので、またああいう面白いこともやりたいですね。」
<「希望だ! 未来は明るいぞ!」かわのろプロデューサー・メイビーモエが思い描くヴィジョン>
こうして大きな目標へ向けて走り出したかわのろだが、そんな彼女たちに対してプロデューサーであるメイビーモエは何を感じ、どんな未来を描こうとしているのか。今現在はかわのろが所属する事務所の社長も兼任している彼女の想いをここに記したい。まずは新体制お披露目ライブを観たときの印象から。そして、今、どんなモードでかわのろをプロデュースしているのか。
メイビーモエ「新体制お披露目ライブは「希望だ! 未来は明るいぞ!」と思いました。それは常に良くしようと思って動いているし、音楽もライブも「今がいちばん最高だ」と思えるようにグループを作ってきたからこそだと思うんですけど、その中でもあの日は「新しいかわのろの良さを見つけられたな」って。それまでメンバーが卒業したり、心音ふみな(ビオラブラック)がケガで活動休止していた時期もあったりして、色合いに欠けていたんですけど、そこに新メンバーとして姫宮ねね(ティアラブルー)、日野ゆい(ポップコーンイエロー)、櫻羽もち(ミルキーピンク)が入ってきたから物理的にも華やかで明るくなったし、そういう意味でも完全に新生することができた。だから、すごくハッピーな気持ちでした。
今、かわのろは、新体制初のニューシングル『エビバリ□プリンセス』(※□=ハート)のリリースに向けて「ヒットチャートで1位を獲る」「TikTok1億回再生を目指す」という大きな目標をふたつ掲げているんです。その理由としては、これまで代表曲「可愛いって言わないと呪う」が1000万回再生されているんですけど、それを超える分かりやすい実績がないとアイドルシーンの中心にも立てないし、例えば、いつかメンバーが卒業して次の進路を歩むときに、「アイドル活動を頑張った証」のような、誰にでも伝わる実績が欲しいと思ったからなんですよね。だから、今はその目標に対して何をするかもそうだし、卒業したあとにも活きる経験が詰めるように、なるべく自分たちで考えていけるように心掛けていて。最初の1年は演出もMCも細かくこっちで決めていたんですけど、どんどんメンバーに任せるように移行しているんです。セルフプロデュースする力を身につけていくこと、それで結果を出す経験が今はとても重要だと思うので。
あと「Zeppツアーがしたい」というメンバーの夢があって。なので、それを実現する為に試算したらいくらかかるのかも調べたり、その予算を貯める為には何をしなきゃいけないのか考えたりしていて、それに向けての短期目標や中期目標も立てていかなきゃいけない。ただ、今はまだ定期公演がソールドアウトしていなかったりもするので、まずはかわのろの実力をもう1回見直して、ここから先1年で叶えたい小さな夢を100個叶えるみたいな。それで、着実に人気を増やしていく。その為に私もみんなが「面白い!」と思ってもらえることをいろいろ考えて実現していきたいなと思っています。」
<変化していくかわのろ──それでも変わらぬ本質「IDOL LIFE」「清く、可愛く、美しく。」に続く楽曲を>
そんなメイビーモエのプロデューサーとして、事務所の社長としての献身的なサポートもあり、9月1日のワンマンライブ【KAWANORO is The 7 Princesses!!】では、新規ファンも急増。その場でメジャー流通のニューシングル『エビバリ□プリンセス』発売や「supported by WEGO」の初の東名阪ツアーも発表と、確実に前進している印象を受けた。
メイビーモエ「お客さんの反応も含めて今までと全然違いましたね。ファン層が広がったというか、ザ・アイドルファンの方たちが増えた気がしました。当初はアイドルファンだけではなく、音楽ファンや一般層的なところに向けてのアプローチも意識していたんですけど、ライブハウスを主戦場にしているアイドルグループの方々と対バンしていると、なかなか響かなかったりして。なので、そうした環境下でも戦えるコール曲や要素を増やしていったり、今のマネージャーが元々アイドルが好きだったこともあったり、新メンバーの3人が入ってきたこともあって、ファン層が広かった感じはしましたね。結局、現場にいる人とメンバーと楽曲がファン層をつくっていくじゃないですか。そこから派生していくから、そういう面でもかわのろは変化していっていると思います。
そんな中で「IDOL LIFE」「清く、可愛く、美しく。」みたいなアイドルの生き様が乗った、ロック寄りのエモい楽曲を打ち出せるのもかわのろの強みだと思っているので、それの第3弾的な楽曲を制作していて。当初は9月の2ndワンマンライブでお披露目しようかなと思っていたんですけど、歌詞の内容的にもっとベストなタイミングがありそうだなと思って、今は温存しているんですけど、かわのろのロックな要素が好きな人たちには楽しみにしていてほしいです。」
<可愛らしくも実はメッセージ性の強い新作『エビバリ□プリンセス』に込めた想い~メンバー個々の人間味溢れる楽曲制作へ>
メイビーモエ「「エビバリ□プリンセス」は、まずサビのメロディと歌詞を私が鼻歌でつくって、それを着想にしてsoulkidsの柴山慧さんと共作した楽曲で、めちゃくちゃ可愛らしい雰囲気なんですけど、歌っていることは平和主義というか、ハロプロ的というか、モーニング娘。の「I WISH」的な。今までは「一部のこの人たちを肯定するぞ」みたいな意識が強かったんですけど、この曲には「女子も男子もみんなでプリンセス」という歌詞があったりして。実はかわのろのオーディションに男の子が応募してくれたんですけど、それを「男の子か。うーん」というより「芯が一緒なら面白いな」と普通に受け入れている自分がいたんですね。結局、パフォーマンスだったり、いろんな面でのバランスを考える中で落としちゃったんですけど、その男の子がきっかけをくれて「かわのろの曲は性別関係なくちゃんと届いているんだな」と。私は自分が女子だから「女子が救われてほしい」という気持ちが強かったんですけど、今は女子だろうと男子だろうと心の奥がいっしょだったら、音楽で分かりあえるなと思うようになったんです。なので『エビバリ□プリンセス』は可愛い曲なんだけど、メッセージ性はわりと強くて。今の時代にも合っていると思いますし、歌詞にも注目して聴いてもらいたいです。
ちなみに、この曲の「はなまるちょん」という歌詞は、娘のいとこで、2歳の女の子の口癖で。そこから取っているんですけど、家でこの曲をつくっていたときに娘がめちゃくちゃ歌っていたんですよ。であれば、すごく幅広い人に刺さるんじゃないかと思って「TikTok1億回再生いけるんじゃないか」と(笑)。だから、この曲は、かわのろ版『みんなのうた』みたいになってほしいんですよね。」
果たして「TikTok1億回再生」の目標は達成できるのか。日々のかわのろメンバーのTikTok動画更新も含めて注目してもらいたい。そして、社長やプロデューサーであると共にひとりの音楽家であるメイビーモエが、かわのろを通して今後どんな楽曲を届けていきたいと思っているのか。最後に記してこのテキストを締め括りたい。
メイビーモエ「アイドルという枠組みの中だけじゃなく、メンバー個々の人間味が突出するような瞬間を表現できる楽曲もどんどん制作していきたいと思っていて。そこで見えるメンバーの良さを届けていきたい。かわのろは7人それぞれ違ったタイプだから、その強い個性を打ち出していけたらいいなと思っています。」
取材&テキスト:平賀哲雄
◎リリース情報
ニューシングル『エビバリ□プリンセス』(※□=ハート)
2025/12/9 RELEASE
1,200円(tax in)
◎イベント情報
東名阪ワンマンツアー
11月8日(土)新栄シャングリラ
【エビ□プリ single リリースワンマン TOUR!! supported by WEGO ~名古屋編~】(※□=ハート)
11月23日(日)梅田 BANGBOO
「エビ□プリ single リリースワンマン TOUR!! supported by WEGO ~大阪編~】(※□=ハート)
12月2日(火)渋谷 WWWX
「エビ□プリ single リリースワンマン TOUR!! supported by WEGO ~東京ふぁいなる編~】(※□=ハート)
◎可愛いって言わないと呪う!オフィシャルサイト
https://kawanoro.bitfan.id/
◎可愛いって言わないと呪う!X公式アカウント
https://twitter.com/kawanoro_info
◎可愛いって言わないと呪う!TikTok公式アカウント
https://www.tiktok.com/@kawanoro_official
◎可愛いって言わないと呪う!YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/@kawaiitteiwanaitonorou
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