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2025年9月10日公開(集計期間:2025年9月1日~9月7日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で初週197,885枚を売り上げて首位を獲得した、藤井 風『Prema』。
本作は藤井 風の自身3枚目となるスタジオ・アルバム。全曲英語詞であるほか、リリース日9月5日には自身初の『ミュージックステーション』出演を果たしたことでも話題を呼んでいた。リリース2週目となる9月17日公開のアルバム・セールス・チャートでは2位、総合アルバム・チャート“Hot Albums”では2週連続の首位を獲得している。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『Prema』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/153854/2)では、藤井 風の1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』(2020年5月リリース)と2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』(2022年3月リリース)、3rdアルバムとなる今作『Prema』の初週と累計販売枚数を比較している。
図1を見てみると、今作『Prema』は3作のうち最多となる初週販売枚数を記録したこと、そして初週販売枚数が右肩上がりで推移していることがわかる。1stアルバムから約5年を経て、藤井 風はアーティストとして大きな変化を遂げたことが見てとれる。彼の作品や人物としての魅力はもちろんのこと、スタジアムライブや海外ツアーの開催、3度の『NHK紅白歌合戦』出場、楽曲タイアップなどといった活躍の場の広がりにより、着実にファンが増えていったことが考えられる。また、1stおよび2ndアルバムの累計販売枚数が大幅に伸びている点からも人気が拡大していると言えるだろう。今作が今後どれだけ販売枚数を伸ばしていくかにも注目だ。
続いて、図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/153854/3)は、アルバム3作の実店舗における発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なアルバムの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのアルバムの販売比率も全アルバムとしてグラフに追加している。
図2を見てみると、全アルバムと比較して、アルバム3作は関東地方における比率が低い分、それ以外の地域の比率が高くなっている。大都市圏に依らない、全国的な幅広い人気を獲得していると言えるだろう。特に出身の岡山県が属する中国地方においては3作ともに比率が高くなっている。すでにアーティストとして相当の認知と人気を得ている藤井 風だが、地元における根強い支持があることもわかる。
『Prema』で過去最多の初週セールスを記録し、アルバム・セールス・チャート首位を飾った藤井 風。人気の着実な上昇に加えて、全国的なファンを獲得していることもあらためて示した。来年4月にアメリカ・カリフォルニア州で開催される【コーチェラ・フェスティバル】への出演も決定しており、今後のさらなる活躍に期待が寄せられる。
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