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ニール・ヤングが、最近発表したウクライナでの無料コンサートをキャンセルすることを明らかにした。
ヤングは今月初め、クロム・ハーツとのヨーロッパ・ツアーに先立ち、ウクライナで自身初のコンサートを行う予定であることを明らかにしていた。「現在、詳細を調整中で、決まり次第NYAで発表する予定だ」と彼は自身のアーカイブ・サイトNeil Young Archives(NYA)に記していた。
詳細は明らかにされていなかったが、ヨーロッパ・ツアーは現地時間6月18日にスウェーデン・レートヴィークでスタートする予定で、ウクライナでの無料コンサートはその直前に行われるはずだった。しかし、ヤングはその後、この公演を予定通りに実施できないことを明らかにした。
現地時間3月20日、ヤングは、「避難所に近い良い会場があったのですが、現地の状況があまりにも急激に変化しすぎています」と彼は綴り、「良心に反して、クルーと楽器をこの地域に連れて行くことはできません。皆さんにお詫びします。ウクライナは良い指導者のいる素晴らしい国です。スラーヴァ・ウクライニ(ウクライナに栄光あれ)」と続けた。
当初の発表は、ドナルド・トランプ米大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領による会談後の現地時間2月28日に行われた。ゼレンスキー大統領への世界的な支援の高まりを考えると、この公演の発表は適切なタイミングだったように思われた。この会談を受けて、トランプ大統領への批判が広まり、ヤング自身もこの数日前に「自由な世界のリーダーはいなくなった」というタイトルの記事を投稿し、トランプを厳しく批判していた。
また、今回のウクライナ公演中止は、ザ・キュアーのロバート・スミスのインタビューに触発され、ヤングが今後の公演でプラチナ・チケットの販売を行わないと発表したことに続くものとなった。
この時、ヤングは記事に触れながら、「世界中のコンサートで起こった問題についてだ。これを通じて、自分には選択の権利があり、音楽を愛する友人たちのために変化をもたらせるのだと実感した」とヤングは説明。「私のマネージメントとエージェントは、常にツアー中の自分を支え、可能な限り最高の契約を結んでくれた。彼らは、ダフ屋が高額で転売するために良席のチケットを買い占めることから、自分とファンを守ろうとしてくれた。チケットマスターの高額なプラチナ・チケットは、ダフ屋が転売目的でチケットを最も多く購入している地域で導入された。その収益は自分にも渡ったが、それが正しいとは思えなかった」と彼は綴っていた。
ヤングの最新ツアーでは、彼の新バンド、クローム・ハーツが全公演に同行する。クローム・ハーツには、長年のコラボレーターであるキーボード/オルガン奏者スプーナー・オールドハムに加え、プロミス・オブ・ザ・リアルのメンバーであるマイカ・ネルソン(Gt./Vo.)、コリー・マコーミック(Ba.)、アンソニー・ロジャーフォ(Dr.)らが参加している。バンドは今年1月にグランジ調の新曲「Big Change」をリリースしており、ヤングは昨年、クローム・ハーツを初披露した。また、彼は4月に同バンドとしてのアルバムをリリース予定だと語っている。
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