エンターテインメント・ウェブマガジン
【アカデミー賞】受賞作品『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』には、スティーヴィー・ワンダーから故ニーナ・シモンまで、素晴らしいパフォーマンスが満載だった。だが1969年の【ハーレム・カルチャー・フェスティバル】を題材にしたこのドキュメンタリーでとりわけ心を奪われたのは、多民族バンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのサイケデリックなソウル・ファンクの輝かしいパフォーマンスだった。
黒人歴史月間を祝う今、音楽界の鬼才シルヴェスター・“スライ”・ストーンの生涯とレガシーを深く掘り下げたドキュメンタリー『Sly Lives! (aka The Burden of Black Genius)』(原題)が、現地時間2月13日に米Huluでプレミア公開された。その配信に先駆け、米ビルボードが独占的にこの待望のドキュメンタリーからの映像を一部公開している。この映像では、2025年に【ロックの殿堂】にノミネートされたアウトキャストのメンバー、アンドレ3000が、1971年のスライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバム『There’s a Riot Goin’ On』(邦題:暴動)のジャケットが、2000年のアウトキャストのアルバム『スタンコニア』に与えた影響について振り返っている。彼は、「僕らはアメリカにいるけれど、同時にブラック・アメリカにもいる。僕らは2つの異なる現実の中にいるんだ」と述べている。
『Sly Lives!~』は、2021年の『サマー・オブ・ソウル~』でドキュメンタリー映画監督デビューを果たしたアーミル・“クエストラヴ”・トンプソンが監督を務めている。「Everyday People」、「Dance to the Music」、「Family Affair」などの名曲で音楽史に画期的な一章を刻んだカリスマ的シンガー・ソングライター兼ミュージシャンについて探求するにあたり、クエストラヴは声明で、スライの世界に踏み込むきっかけとなったのはいくつかの疑問だったと語っている。彼は、「ブラック・ジーニアス(黒人の天才)という概念を調査し、問い質したいと思った。それは一般的な天才の概念とどう違うのか?そのレッテルを貼られることによる影響は何か?そこにはどれほどの期待が込められ、どれほどの恐れとどれほどの理不尽な期待が伴うのか?スライはあなたをより高いところへ連れて行きたかった。この映画があなたをより深く導いてくれることを願っている」とコメントしている。
ジョセフ・パテルとデリック・マレーがプロデュースした『Sly Lives!~』は、スライの成功と転落についてだけを扱ったドキュメンタリーではない。クエストラヴにとってこのドキュメンタリーは、「ブラック・アーティストと成功について、なぜ多くのブラック・アーティストが生存者罪悪感のようなものを感じているのか、また、彼らを支援していると主張する世界が、いかに彼らを傷つける可能性があるか」について、対話を促すものにしたいと考えている。「ブラック・アーティストにはあらゆる方向からプレッシャーがかけられており、それは時に打ちのめされるようなものだ」と彼は述べている。
J-POP2025年12月11日
櫻坂46の13thシングル『Unhappy birthday構文』の“BACKSメンバー”によるライブ【13th Single BACKS LIVE!!】が、12月9~10日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。以下、同公演のオフィシャ … 続きを読む
J-POP2025年12月10日
ポルノグラフィティが、2026年2月にEP『種』を配信リリースし、秋頃にニューアルバム『果実』をリリースする。 EP『種』は、アルバム『果実』の新録曲から選び抜かれた楽曲群で構成。アルバム『果実』は、これまでとこれからが1曲1曲に凝縮さ … 続きを読む
J-POP2025年12月10日
BE:FIRSTが、新曲「街灯」のダンスパフォーマンス映像を公開した。 新曲「街灯」は、BE:FIRSTがCM出演するファミリーマートのクリスマスタイアップソング。BE:FIRST「Bye-Good-Bye」「Be Free」「Sail … 続きを読む
J-POP2025年12月10日
サカナクションが、2026年3月18日にLIVE Blu-ray&DVD『SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”』をリリースする。 本作には、全国ツアー【SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”】のファイナルとして、8月2 … 続きを読む
J-POP2025年12月10日
PORIN(Awesome City Club)のソロプロジェクト・Piiが、2025年12月17日にミニアルバム『cycle』を配信リリースする。 本作には、2024年春以降からBIOMAN(neco眠る/千紗子と純太)とともに制作し … 続きを読む