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米ニューヨークにジミ・ヘンドリックス自らがオープンした新スタジオ、エレクトリック・レディ・スタジオでの活動を貴重な音源と映像で振り返るボックス・セット『エレクトリック・レディ・スタジオ:ヴィジョン』より、未発表音源「流浪(Drifting)」のオルタネイト・バージョンが公開となった。なお、発売日が10月4日全世界同時発売に変更となった。
このオルタネイト・バージョンは、エレクトリック・レディ・スタジオで1970年6月から8月にかけてレコーディングに取り組んできた曲で、1970年9月18日ジミ・ヘンドリックスの死後、エンジニアのエディ・クレイマーが関係者に声をかけて1970年11月20日に行なったミキシング・セッションで仕上げたテイクだ。当時、彼とミッチ・ミッチェルは、ジミ・ヘンドリックス死去後初のアルバムとなる『クライ・オブ・ラヴ』をまとめていた。このバージョンは『クライ・オブ・ラヴ』に収めたものより少し短く、クレイマーがギターの逆回転をいくつかのポイントで使っていることが特徴となっている。この曲のエレクトリック・レディ・スタジオでの最後の録音日は1970年8月22日で、その後ヘンドリックスは8月30日にイングランドのワイト島で行われたフェスティバル出演のためにヨーロッパに旅立ち、彼の夢を実現したエレクトリック・レディ・スタジオに二度と帰ってくることはできなかった。
『エレクトリック・レディ・スタジオ:ヴィジョン』は3CD+Blu-rayの4枚組。3枚のCDにはジミ・ヘンドリックスの不慮の死去直前となる1970年6月から8月、ベースにビリー・コックス、ドラムスにミッチ・ミッチェルを擁する新生ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスによってエレクトリック・レディ・スタジオでレコーディングされた39曲(うち38曲が未発表音源)を収録。CD3枚に収録された曲の数々には、ビリー・コックス、ミッチ・ミッチェルをバックに曲を練り上げてゆく過程が展開され、1970年9月18日に急逝したジミの最後のレコーディング・セッションを含んだ貴重な内容だ。
Blu-rayの日本盤は日本語字幕付で、倒産したナイトクラブ跡がジミの理想を実現させるための最先端のレコーディング施設エレクトリック・レディ・スタジオに姿を変えるまでの過程を追ったもので、インタビュー、未公開映像や写真などで構成。エディ・クレイマーによる「自由」「天使」「ドリー・ダガー」といった名曲のトラック分析も含む。また、『ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン』の全曲に3曲を加えた計20曲の最新5.1サラウンド・サウンド・ミックスをAUDIO TRACKSとして収録されている。
ドキュメンタリー映像より、エンジニアのエディ・クレイマーがエレクトリック・レディ・スタジオで最初期に録音された「ナイト・バード・フライング」ついて語る映像も公開された。
日本盤は3CD+Blu-rayの4枚組。輸入仕様のパッケージは未発表写真、ヘンドリックス自身による曲の下書き、包括的なライナーノーツが満載のカラー・ブックレットを同梱。日本盤には英文解説の完全翻訳に加え歌詞・対訳、語り訳を掲載した日本版ブックレットを付属する(CDとBlu-rayのディスクは日本プレス)。また5LP+Blu-rayのボックスセットは輸入盤で発売される。パッケージの開封動画も公開されている。
◎リリース情報
アルバム『エレクトリック・レディ・スタジオ:ヴィジョン』
2024/10/4 RELEASE
<3CD+Blu-ray>
SICP-6451~4 8,250円(tax incl.)
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