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現地時間2024年5月11日、スウェーデンのマルメ・アリーナで開催された【第68回ユーロビジョン・ソング・コンテスト】で、ニモの「The Code」でスイスが優勝した。スイスは1956年の第1回大会で、リス・アシアの「Refrain」で優勝しており、1988年にセリーヌ・ディオンが「Ne Partez Pas Sans Moi」で優勝して以来、3回目の優勝となる。
クロアチアが2024年の栄冠を手にすると言われていたが、最終的にはこの2か国が1位を争うことになった。スイスは、いつも最初に発表される審査員投票で圧倒的なリードを奪った。通常、最後に観客投票を加えるとドラマチックな結末になることから、どちらに転んでもおかしくなかったが、スイスは一般投票でも十分なポイントを獲得してリードを保った。クロアチアにとっては29回目の出場にして初の優勝となっていたはずだったものの、1996年、1998年、1999年と3回TOP5入賞を果たしている同国にとってこれまでで最高の成績となった。
ノンバイナリーであることを自認するニモは、2023年に「Tattoo」で【ユーロビジョン】を制したスウェーデンのロリーンの手から、マイク型のガラスのトロフィーを受け取った。ニモは2015年からスイスで音楽をリリースしている。2021年から22年にかけてスイス版『ザ・マスクド・シンガー』に出場し、5位のパンダとしてお披露目された。
今年の【ユーロビジョン・ソング・コンテスト】は、最近の記憶にないほど多くのドラマに彩られた大会だった。オランダのJoost Kleinは準決勝のあと、舞台裏での事件の疑惑により失格となった。放送でノルウェーがポイントを与える国を発表するスポークスパーソンに指名されていたAlessandra Meleは、決勝の日に“Free Palestine”で終わる声明を発表して辞退した。フランスのスリマンは、現地時間土曜日の午後(5月11日)のドレス・リハーサルで、愛と平和のメッセージのために突然パフォーマンスを中止した。アイルランドのバンビー・サグは、イスラエル人コメンテーターの発言について欧州放送連合に抗議し、リハーサルを1回欠席した。
この夜最大の関心ごとの一つは、「Waterloo」(邦題:「恋のウォータールー」)でスウェーデンに【ユーロビジョン】での初勝利をもたらしてから50年が経ったABBAが登場するのかということだった。4人のメンバーは、2022年に英ロンドンで開幕した大ヒット・ショー【アバ・ヴォヤージ】のデジタル“アバ(ABBA)ターズ”として登場したが、マルメには直接現れなかった。放映された【ユーロビジョン】での優勝に関するグループの台詞のほとんどは、このショーからのものだったが、マルメの皆の健闘を祈るコメントも添えられていた。
ニモの優勝により、2025年はスイスで【ユーロビジョン】が開催される。スイス国内の都市が開催地として名乗りをあげることができる。スイスでは過去にルガーノとローザンヌで【ユーロビジョン】が開催されたことがある。
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