エンターテインメント・ウェブマガジン
エレクトロニック・アーティストのピンクパンサレスは、楽曲制作で優れた才能を発揮しているにもかかわらず、プロデューサーとして自分を認めるのに長い時間がかかったことを明かした。
現地時間3月6日に米カリフォルニア州イングルウッドで開催された【2024ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・アワード】で<プロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞>を受賞した際に、22歳のピンクパンサレスは、最初は無名のアーティストとして有名なビートを使って作曲しボーカルを乗せた後、自分なりのアレンジを加え始め、最終的に自分の音楽をプロデュースしていることに気づいたと語った。
「音楽のスキルが上達していくにつれて、自分でドラムやキーボードを加えようと思うようになり、ゼロからビートを作るようになりました。それでようやく、自分をプロデューサーと呼ぶことに抵抗がなくなりました」とピンクパンサレスは話した。
観客の熱狂的な声援を受けながら、ピンクパンサレスは目に見えて緊張していた。YouTubeシアターで、歌手兼女優のココ・ジョーンズから賞を受け取った彼女は、スピーチの冒頭で「プロデューサーとして認められるとは思わなかった」と明かした。
ピンクパンサレスはスピーチで、「私は大学の寮の部屋で……ああ、心臓の鼓動がすごく早くなっています……寮の部屋で大学を卒業しても、長い目で見て幸せになれるわけがないと思いました。しかし、同時にミュージシャンになりたいなんて恥ずかしくて言えませんでした。そのため、プライベートで音楽を作るしかなかったんです」とプロデューサーとしてのルーツに触れて説明した。
2021年に初のミックステープをリリースし、2023年にデビュー・スタジオ・アルバムを発表したピンクパンサレスは、大学に通い始めてからわずか数年で名を馳せており、今年の授賞式で<プロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞>を受賞した史上2人目のアーティストとなった。2023年の初回<プロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞>は、ピンクパンサレスが“私の女王”と呼ぶロザリアが受賞した。イギリス出身のピンクパンサレスは、2023年のデビュー・アルバム『ヘブン・ノウズ』、初期のバイラル・シングル「Pain」、およびアイス・スパイスとの2023年のヒット曲「Boy’s a Liar, Pt. 2」におけるプロデュース実績が評価され、3月2日に発行された米ビルボード誌で表彰された。
「エレクトロニック・ミュージック、特にツーステップやドラムンベースにおける有色人種の女性として、より広く認知されるには多くの努力が必要でした。多くの人は、私があのような見た目で、あのような音楽を作っているとは思っていませんでした。今でも、私の音楽を真剣に受け止めようとしない人もいますが、【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・アワード】によって、この特別な分野で認められる機会が与えられたことを嬉しく思っています」とピンクパンサレスはステージ上で述べた。
洋楽2025年8月20日
マドンナが1998年に発表したアルバム『レイ・オブ・ライト』のコンパニオン・ディスクともいうべき、未発表音源を含む同作収録曲のリミックス音源集『ヴェロニカ・エレクトロニカ』がCD化される。 2025年7月にリリースされた12インチ・シル … 続きを読む
洋楽2025年8月20日
ニーヨが2025年9月に行う来日公演とデビュー・シングル「Stay」を発売して20周年を記念して、日本限定ベスト・アルバム『NE-YO 20』が9月17日に発売されることになった。 この日本独自企画のアルバムにはニーヨ本人が選曲した全2 … 続きを読む
J-POP2025年8月20日
Mrs. GREEN APPLE「ライラック」が、Billboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数7億回を突破した。 「ライラック」は、Mrs. GREEN APPLEがTVアニメ『忘却バッテリー』オープニング … 続きを読む
J-POP2025年8月19日
Conton Candyが、2025年10月より放送となるTVアニメ『終末ツーリング』のオープニングテーマを担当する。 本アニメの原作は、月刊コミック誌『電撃マオウ』にて連載されている、さいとー栄による同名漫画。誰もいない終末世界を旅す … 続きを読む
J-POP2025年8月19日
Myukが、2025年10月より放送となるTVアニメ『終末ツーリング』のエンディングテーマを担当する。 本アニメの原作は、月刊コミック誌『電撃マオウ』にて連載されている、さいとー栄による同名漫画。誰もいない終末世界を旅する少女、ヨーコと … 続きを読む