ザック・スナイダー監督「日本文化からの影響もたくさん受けている」 『REBEL MOON』来日記者会見

2023年12月11日 / 21:23

(左から)エド・スクライン、ペ・ドゥナ、ソフィア・ブテラ、デボラ・スナイダー、ザック・スナイダー監督、池崎理人(C)エンタメOVO

 Netflix映画『REBEL MOON』の来日記者会見が11日、東京都内で行われ、ザック・スナイダー監督、出演者のソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、エド・スクライン、プロデューサーのデボラ・スナイダーが出席した。

 スナイダー監督が構想に20年以上を費やして完成させたSFスペクタクル2部作の第1部『REBEL MOON - パート1:炎の子』が22日から世界独占配信スタートとなる。

 黒澤明監督の名作『七人の侍』(54)にインスパイアされた本作は、銀河の支配者から自由を奪い返すべく立ち上がった7人の英雄の戦いが壮大なスケールで描かれる。

 10年ぶりの来日となったスナイダー監督は、インスピレーションを受けた作品として、十代の頃に父親と一緒に見た黒澤監督の『蜘蛛巣城』(57)のほか、『スター・ウォーズ』(77)『エクスカリバー』(81)『コナン・ザ・グレート』(82)などを挙げ、「まだ子どもだったから、『僕にもできるかな?』と思った」と映画監督を志したきっかけを語り、「テクスチャー(質感)や美意識には、日本文化からの影響もたくさん受けている」と明かした。

 初来日のブテラは、ダンサーとしての経験と身体能力の高さを発揮したアクションを披露するなどして、主人公のコラを熱演。「ダンスの経験は生かすことができたが、銃を扱うアクションは不慣れだった。銃を持った状態で、どう振る舞ったらいいのか分からなかったが、その点はザックが熟知しているから、ひじの角度まで細かくチェックしてくれた」と明かした。

 二刀流の使い手であるネメシスを演じたペ・ドゥナは、アクションシーンについて、「自分でも『こんなことしたかしら』と思うほど、CGが加わった完成後の映像には驚いた」と語った。

 一方、コラたちが立ち向かう冷酷なノーブル提督を演じたスクラインは「ノーブルは限りなく邪悪で残虐。自分でも恐ろしい。けれども、普段の自分は農夫のように穏やかです」と語った。

 この日は、ゲストとしてINIの池崎理人が登壇し、背中にカタカナで「レベルムーン」と文字の入ったはんてんをプレゼント。スナイダー監督たちは大喜びしていた。

 


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