ダフト・パンク、2024年パリ・オリンピック開会式への出演を関係者が否定

　【オリンピック】の開会式や閉会式には、開催国の大スターが登場することが多いが、2024年の【パリ・オリンピック】にダフト・パンクは出演しないようだ。

　ダフト・パンクが開会式に参加することについて連絡を受け、数か月前から話し合いが始まっていたという記事を仏ル・パリジャン紙が先日掲載した。

　この記事は、2024年の【パリ・オリンピック】の芸術監督であるトーマス・ジョリーと国際放送ラジオFrance Interの会話を引用している。その中で、ジョリーは、「彼らがセレモニーに参加することはとても幸せなことです。フランスで開催される国際的なイベントでダフト・パンクを思い浮かべないわけにはいきません」と述べた。しかし、インタビューの後半で、彼は笑いながら「ダフト・パンクについては少し嘘をつきました」と説明した。

　実際には、ダフト・パンクの【オリンピック】式典への出演はないようだ。現地時間2023年10月25日に米ビルボードが確認したところ、彼らの代理人は「これは単なる噂であり、事実ではない」と明かした。

　【オリンピック】については残念だが、ダフト・パンクは今後リリースが控えている。2021年に正式に解散した彼らは、2013年のアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』10周年記念の一環として、11月17日に同作のドラムレス・エディションをリリースする。その名の通り、この新バージョンにはアルバム収録楽曲のドラム抜きの音源が収録される。

　また、10周年記念企画として、ジュリアン・カサブランカス、ナイル・ロジャース、ファレル・ウィリアムスらアルバム共演者へのインタビュー・シリーズ『メモリー・テープス』も公開されている。

　【パリ・オリンピック】は、2024年7月26日から8月11日まで開催される。