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『FUJI ROCK FESTIVAL’23』で絶対聴きたい! 洋楽5曲 (okmusic UP's)
7月28・29・30日に新潟県湯沢町苗場スキー場で開催される『FUJI ROCK FESTIVAL’23』。ついにその全出演ラインナップとタイムテーブルが発表されました。ヘッドライナーにストロークス、リゾ、フー・ファイターズといった強力な3組を迎え、総勢212組のアーティストが苗場に集結! コロナ禍以前のスタイルにほぼ戻っての開催になる模様で期待は高まるばかりです。そんな『フジロック』で絶対聴きたい洋楽5曲をピックアップ!
「About Damn Time」(’22)/Lizzo
世界の名だたるフェスの大舞台でその名を轟かせているリゾ。そんな彼女の初来日がまさかの『フジロック』ヘッドライナーなのですから楽しみがすぎるとはまさにこのこと! 大柄の体型を個性として打ち出し、世の悩める女性をはじめ、現代を生きる多くの人々から圧倒的な支持とリスペクトを集めている彼女は、グラミーにも6部門にノミネートされた実力者。「エニウェーイ!」という第一声からスカッとさせてくれる最高なこの曲をようやく生のステージで、しかも『フジロック』で聴けると思うだけでニヤニヤが止まりません。絶対に見逃したくないステージのひとつであり、フルーティストとしての姿にも期待できる彼女の出演は30日21時10分〜GREEN STAGEにて。
「Suede」(’16)/NxWorries (Anderson .Paak&Knxwledge)
ブルーノ・マーズとのシルク・ソニックや、ドクター・ドレーやスヌープ・ドッグらとのスーパーボウルのハーフタイムショー出演、そしてBTSとの共演などで広く活躍中のアンダーソン・パークと、ケンドリック・ラマーなどの楽曲プロデュースも数多く手がけるLAを代表するビートメイカー、ノレッジによるノー・ウォーリーズ。5月にリリースした最新曲「Daydreaming」や、2022年にリリースされた歌姫H.E.R.参加の「Where I Go」は無論このタイミングで聴きたいところ。ですが、ふたりがTwitterで出逢い、その翌日には生まれたというこの「Suede」という名の衝撃作もまた外せない一曲です。そんな西海岸のドリームユニットの『フジロック』出演は28日22時〜WHITE STAGEにて。
「Ironic」(’96) /Alanis Morissette
今年のラインナップの中で見逃せないアーティストのひとりがアラニス・モリセット。彼女が『フジロック』のステージに立つのはなんと22年振り! 遡ること2001年、世界で爆発的な人気を博すオルタナ界の美しきディーヴァ・アラニスのステージを楽しみにしていたにもかかわらず、音楽とフェスと酒の素晴らしさに心底酔いしれていた私はあろうことか気分良く芝生の上で寝てしまい、ハッと目が覚めた時に聴こえてきたのがこの「Ironic」。ラストソングでした…。この曲も収録されている名作『ジャグド・リトル・ピル』の25周年を記念したツアーも見逃しているため、今回こそは彼女のステージを心ゆくまで楽しむつもりです。29日17時〜GREEN STAGEにて。
「Last Nite」(’01)/The Strokes
2021年、当時結成20周年にして初のグラミー賞を受賞したザ・ストロークス。“ロックンロール・リバイバル”を巻き起こし、アークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドなどの次の世代のロックバンドに大きな影響を与えた彼らが『フジロック』に降臨するは17年振り! そのためグラミー受賞作を聴きたい気持ちと同等に望んでしまうのが、ザ・ストロークス史上最大のヒット曲である「Last Nite」。この曲が収録されている彼らのデビュー作『Is This It』はインディーロックの理想形と称される2000年代の名盤。この機会に彼らの新旧作品をまるっとおさらいして、正真正銘のロックンロールを存分に楽しもうじゃありませんか。28日21時10分〜GREEN STAGEにて。
「Rescued」(’23)/Foo Fighters
テイラー・ホーキンス亡き後、新曲として初めて公開され、6月2日に発売されたアルバム『But Here We Are』のリードトラックでもあるこの曲は、新ドラマーがジョシュ・フリーズになったことを発表した5月22日のストリーミングでもパフォームされました。“テイラーが亡くなった今、これまでと同じバンドには二度と戻れないこと、テイラーなしでこれから違うバンドとなって進んでいくことも分かっている”との声明発表後、フェスへの出演やツアー開催、新曲発表、アルバムリリース、新ドラマー発表という難しいステップをファンにも寄り添うかたちで着実に踏んできたフー・ファイターズ。29日21時10分〜GREEN STAGEでこの曲を聴いて我らの身も心も救われましょう。
TEXT:早乙女‘dorami’ゆうこ
早乙女‘dorami’ゆうこ プロフィール:栃木県佐野市出身。音楽を軸にコンサート制作通訳、音楽プロモーション、海外情報リサーチ、アニメや人形劇の英語監修及び翻訳、音楽情報ウェブサイトにて執筆。
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