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神はサイコロを振らないが書き下ろした新曲「修羅の巷」が、TBS系日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』の挿入歌に起用される。
神はサイコロを振らないがTBSのドラマで挿入歌を担当するのは初。楽曲は4月30日の同ドラマ第2話放送日に配信リリースされる。
ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』は、福山雅治と大泉洋がタッグを組むバディドラマ。福山演じる全盲の人たらしFBI捜査官と大泉演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事が難事件に挑み、ミステリアスなストーリーも交錯していく。
『ラストマンー全盲の捜査官ー』編成プロデュースの東仲恵吾(TBS)は「今回は、柳田さん、亀田さんと話し合いを重ねて、『ラストマン』に込めたメッセージを伝えさせてもらいました。その後、度重なる試行錯誤を経て、これぞ! という曲を完成してもらいました。この曲がバディの痛快さを後押ししてくれると思います。ドラマとあわせてぜひお楽しみください」とコメント。
楽曲のサウンドプロデュースを担当した亀田誠治は「神はサイコロを振らない(神サイ)に僕はデビューのときから注目していた。ボーカル柳田周作の唯一無二の歌声と楽曲が、そして塊のようなバンドサウンドが、パンデミックの閉塞感にもがく僕の日常の希望の光だったのだ。そんな僕に「神サイが歴史あるドラマ枠の楽曲を書き下ろすので力になってくれないか?」というオファーが舞い込んだ。出会ってしまった。僕らは台本を読み込み、番組プロデューサーと会話を重ねながらこの「修羅の巷」を作り上げていった。無様でもいい、自分の限界を突破しよう。この力強いメッセージが、パンデミックがあけゆく今、お茶の間に鳴り響くことに運命を感じるのだ」と語っている。
作詞・作曲も担当した柳田周作(サイコロを振らない)は、「無骨且つ艶やかさも兼ね備えたサウンドは神サイらしさ満載でありながら、グリッドの中で完結されがちな現代音楽とは対照的に、バンドならではの生のグルーヴや生きた音、熱量を体現するべく、オケレコーディングはメンバー4人での一発録りに挑戦しました。スケールの大きなアンセム的アプローチで攻めたバンドサウンドの一方で、ボーカルは内省的で深く深く堕ちていく様を歌い上げ、逆境と孤独の中で必死にもがく一人の人間を表現しました。どんな時代であれ環境であれ、心だけは搾取されてはいけない。マイノリティや社会的弱者が、勇気を持って立ち向かっていけるきっかけになってくれたら嬉しいです」と述べている。
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