ビヨンセ、「CUFF IT」がHot 100に自己最長チャートインしたソロ楽曲に

　今週、ビヨンセの「CUFF IT」が、彼女のソロ・キャリアにおいて、最も長く米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にチャートインした楽曲となった。2023年4月15日付のHot 100で、「CUFF IT」は34週目のチャートインを果たし、レディー・ガガとタッグ組んだ「Telephone」が2009～10年に記録した33週を上回った。

　「CUFF IT」は、昨年8月に自身7作目の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”首位となった、最新アルバム『ルネッサンス』に収録されている。アルバムのリード・シングル「Break My Soul」も全米1位に輝き、彼女にとって8曲目のNo.1曲となった。今年2月には、「CUFF IT」が最高6位を記録し、ビヨンセはソロとして21曲目のTOP10入りを果たした。彼女のアルバムから複数の収録曲がTOP10入りするのは、2008～09年に『アイ・アム…サーシャ・フィアース』で達成して以来となる。

　以下、Hot 100で最も長くチャートインしたビヨンセのヒット曲となる（総チャートイン週、曲名、最高位、最高位獲得年）。

34週「CUFF IT」6位、2023年
33週「Telephone」レディー・ガガ feat. ビヨンセ、3位、2010年
31週「Halo」5位、2009年
30週「Irreplaceable」1位（10週）、2007年
29週「Sweet Dreams」10位、2009年
29週「Baby Boy」 feat. ショーン・ポール、1位（9週）、2003年
28週「Check On It」 feat. スリム・サグ、1位（5週）、2006年
27週「Single Ladies (Put a Ring on It)」1位（4週）、2008～09年
27週「Crazy in Love」 feat. ジェイ・Z、1位（8週）、2003年
24週「Me, Myself and I」4位、2004年

　なお、ビヨンセは、メンバーだったデスティニーズ・チャイルド時代を含めたHot 100自己最長チャートイン記録を、あと1週間で更新することになる。デスティニーズ・チャイルドは、1997年から98年にかけて、デビュー曲「No, No, No」で35週にわたってHot 100にチャートインした。この曲は、グループにとって初のTOP10入り楽曲となり、その後4曲の1位を含む合計10曲をTOP10に送り込んだ。