横山ルリカが、学生運動に身を投じる　安保時代の青春群像劇

　（左から）横山ルリカ、畑中智行、相楽樹。横山は「安保条約や警職法が出てくるせりふを覚えるのに苦労しました」と話した　(c)KYODONEWS

　舞台「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」の公開リハーサルと会見が１１日、東京都内で行われ、出演の畑中智行（キャラメルボックス）、相楽樹、横山ルリカ（アイドリング！！！）が登場した。

　本作は、ドストエフスキーの「罪と罰」を安保時代に置き換え、理想と現実の間で揺れた若者たちを描いた青春群像劇。

　本作のテーマとなった学生運動について横山は、「今の私と同年代の人たちが、自分の命を捨ててまで国を変えたいと思ったのはすごいことだと思う」とコメント。

　相楽は「当時の映像を見て、今の時代の私たちにはあそこまでの行動に移す力はないと思ったので、当時の人たちの意志の強さに驚かされた」と語った。

　また横山は“ファンへのメッセージ”として、「仕事で稽古入りが２週間も遅れてしまい、本番を迎えるのが不安だったけど、この素晴らしい舞台に参加できることを感謝しています。最後まで全力で頑張りたいです」と意気込みを語った。

　一方、相楽は「初めての舞台で、混乱してしまう場面もありました。本番では、稽古前の自分よりも一歩成長した姿を皆さんにお見せすることができると思います」と自信をのぞかせた。

　舞台は５月１１日から１３日まで都内の渋谷・伝承ホールで上演。