井上小百合、卒業発表直後の舞台に「ご縁を感じた」 フラダンスの稽古は「びっくりするぐらいしんどい」

2019年10月18日 / 15:19

 (左から)富田望生、井上小百合、矢島舞美

 舞台「フラガール-dance for smile-」の公開舞台稽古が18日、東京都内で行われ、稽古前に出演者の井上小百合(乃木坂46)、矢島舞美、富田望生、太田奈緒(AKB48)、福島雪菜(劇団4ドル50セント)ほかが囲み取材に応じた。

 本作は、2006年に公開された映画『フラガール』の舞台版。昭和40年の福島県いわき市の炭鉱町を舞台に、滅んでいく産業の中で働く人々が、町興しを懸けて常夏のレジャー施設を誕生させるために奮闘する姿を描く。

 今月5日、来年春をめどに乃木坂46から卒業することを発表した井上は、発表直後の出演となったことについて「この作品を卒業につなげる訳では全くなかったけど、そうなってしまったので頑張らなきゃ。神様の計らいというか、何かご縁があるのかなと思っています」と語った。

 続けて「稽古をしていく中で、いろんな人の支えがありながら、『まだ何者でもないけど、いつか何者かになれるかもしれない』みたいな希望にあふれた作品が自分にリンクしていくのを感じた。全てのせりふに、うそのない感情で挑むことができるのは、とてもありがたいです。映画版では蒼井優さんが演じましたが、舞台版では私にしかできないフラガールがあると思っているので、そこも楽しんでほしい」とアピールした。

 フラダンスの稽古については「びっくりするぐらいしんどい。最初は動けなくなって勘弁してくださいみたいな。望生ちゃんが、どんどん痩せちゃうんじゃないかと心配で、本当に大変でした」と苦笑い。

 「でも稽古を重ねる中で、みんなどんどん体が動くようになって不思議と疲れなくなった。私はそのレベルに到達するのにすごく時間が掛かってしまい、ダイエットジムに通っている気持ちだったのですが、今日はその成果が出せれば」と意気込みを語った。

 舞台は18日~10月27日、都内・日本青年館ホールで上演。その後、大阪上演を予定。


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