岸恵子、ショーケンとの“初対面”を振り返る 「彼は私に年齢を誤魔化して言ったんです」

2019年5月17日 / 18:20

 さまざまな思い出を語った岸恵子

 「岸恵子 ひとり語り『輝ける夕暮れ』」の囲み取材会が17日、東京都内で行われ、女優の岸恵子が、本番を目前にさまざまな思いを語った。

 毎年恒例となった岸のトークショー。前半は一人芝居「わりなき恋」を上演、後半は岸のフリートークを予定しており、岸は「ゆったりと見ていただけたら」と笑顔で呼び掛けた。

 取材会では、岸の出演映画『君の名は』(53)の撮影当時のエピソードも飛び出した。岸演じるヒロイン真知子がストールを頭から首のまわりに巻きつけたファッションは、当時「真知子巻き」と呼ばれ、女性たちの間で大流行した。

 「あれは岸さんのアドリブだった?」と聞かれた岸は「そうです。東京はまだ夏でしたが、北海道の美幌峠は雪が降っていた。夏服だったので、自分でフランス製の真っ白い手編みのスカーフを持っていっておおってみたんです。最初は監督さんが『着物の真知子さんが急にカチューシャになったみたい』とお気に召さなかったのですが、寒さがひどくて仕方なくて着た。そうしたらはやってしまったんです」と明かした。

 また、3月に萩原健一さんが亡くなったことが話題に出ると、「ショックでした。ショーケンは素晴らしい才能のある人だった。弟のようにしていましたから…」と肩を落とした。

 岸の母も萩原さんをかわいがっていたといい「母が亡くなったときも彼が一番最初に来てくれました」としみじみ振り返った。

 「彼まだ若かったでしょ?」と問い掛けた岸は、映画『約束』(72)で萩原さんと初めて会ったときの思い出話を披露した。「彼は私に自分の年令を誤魔化して“上”に言ったんです。私が『少年と(芝居を)やるのは嫌だ』と言ったものだから。なので本当の年は知らない」とし、「感性がすごく鋭い人でした。もったいない」と改めてその死を悼んだ。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「舞台っぽいドラマだけど慣れてくるとどハマりする」「小さな声でしかせりふが読めないトニー(市原隼人)に持っていかれた」

ドラマ2025年10月16日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第3話が、15日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌の記者“日向子”の奮闘に「胸が打たれた」 「大きな事件の真相を暴く話になりそうで楽しみ」

ドラマ2025年10月15日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

長尾謙杜&山田杏奈、ティーンのお悩みに胸キュン 『恋に至る病』公開直前!ティーン限定お悩み相談会

映画2025年10月15日

 長尾謙杜(なにわ男子)と山田杏奈が10月14日、都内で行われた映画『恋に至る病』公開直前イベントに出席し、ティーン限定のお悩み相談会を実施した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀による衝撃の恋愛 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子の斬新な復讐劇に反響 「突然の“タイタニックごっこ”は元気が出た」

ドラマ2025年10月15日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」“勝男”竹内涼真の演技に爆笑 「肌着姿&顆粒だしが最高」「憎めなくてかわいい」

ドラマ2025年10月15日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top