トータルテンボス藤田、自分に課せられたのは「愛」 「ツール・ド・東北 2019」初参加に意気込み

2019年5月14日 / 17:02

 「ツール・ド・東北 2019」記者発表会の参加者たち

 「ツール・ド・東北 2019」記者発表会が14日、東京都内で行われ、モデルの道端カレン、スポーツジャーナリストの中西哲生氏、お笑いトリオのパンサー(菅良太郎、向井慧、尾形貴弘)、お笑いコンビのトータルテンボス(藤田憲右、大村朋宏)が出席した。

 本大会は、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年から開催されているサイクリングイベントで、今年で第7回を迎える。

 大会の広報大使を務める道端は「大きな震災だったということもあり、『忘れてはいけない』『10年続けましょう』と始まったイベント。遠くにいたりすると、時間の経過につれ、どうしてもつらいことは忘れがちになってしまうけど、ここに来ることで東北を思い出す。続けていく意味がある」とアピールした。

 東北応援大使の中西氏も「東北を盛り上げるためにわれわれに何ができるかをしっかり考え、体力的にもいい準備を整え、素晴らしい会にしたい」と意気込みを語った。

 トータルテンボスの2人は、今年から「ツール・ド・東北 フレンズ」として大会に初参加。藤田は「呼ばれたのには意味がある。中西さんなら“元気”、道端さんなら“美しさ”、パンサーだったら“勇気”というように、それぞれが持つパワーがある。僕らに課せられたものは…と考えた結果、“愛”ということになった。僕らが、新しいチームに“愛”という表現力を加えたい」と宣言。大会開催の9月に向け、“自転車通勤”で練習に励むとした。

 3回目の参加となる尾形は、宮城県東松島市出身。前回の大会では「おばちゃんたちが沿道から『頑張って!』と応援してくれて、最初は応えていたのに、後半に(体力が)きつくなり無視しちゃった。それが心残り」と反省。「今年は最後まで『サンキュー!』と言えるようにビシッと頑張りたい」と語った。


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