中井貴一、視聴者目線で脚本の重要性説く 内山理名との“紅白衣装”に「司会者の発表のよう…」

2016年11月24日 / 18:50

(左から)内山理名、中井貴一、國村隼

 NHK BSプレミアムのBS時代劇「雲霧仁左衛門3」試写会および会見が24日、東京都内で行われ、出演者の中井貴一、國村隼、内山理名ほかが出席した。

 前作から約2年ぶりに放送され、今回が第3シーズンとなるこのドラマは、自分たちを陥れた主家・藤堂家の家老から1万両を奪って面目を失わせ、本懐を遂げた雲霧仁左衛門(中井)が消息を絶ってから1年後を描く。

 この日は同局で「第67回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表され、中井は「今日は紅白歌合戦の発表があったということで、意識して白を着てきたわけじゃない」と自らの衣装を示し、赤いワンピースに身を包んだ内山をちらりと見て「内山くんも意識して赤を着たわけじゃない。司会者の発表のようになってしまいました」と笑わせた。

 仁左衛門に心を寄せる“七化けのお千代”を演じる内山は「七化けということで今までよりいろいろなものに化けています。やっていて面白いけど、扮装に頼るのではなくその人になりきることを大事にやらせてもらっています」と心がけて演じているそうで、「女中から内儀、百姓までなっています。最後までがんばりますのでよろしくお願いします」とアピールした。

 これまで池波正太郎による「雲霧仁左衛門」を原作としてきたが、今シーズンからは“原案”となっている。中井は「池波さんのお書きになったベースや基本ラインは外れないように続けていきたい」と意気込み、視聴者目線でドラマや映画にとっての“脚本”の重要性を説きながら「トリックや心理戦の、7手先、9手先を見ながら脚本を書かなければいけないこのドラマが“脚本家養成作品”みたいになっていったら面白いと思う」と脚本家への期待感を明かした。

 ドラマは来年1月6日午後8時から毎週金曜オンエア。

 


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top