菊池亜希子、自分に似た役にびっくり 役作りは「裸を見ているよう」

2015年7月1日 / 13:14

菊池亜希子(左)と三根梓

 映画『海のふた』のプレミア試写会が6月30日、東京都内で行われ、出演者の菊池亜希子と三根梓が登場した。
 よしもとばななの新聞小説を原作とするこの作品は、西伊豆の小さな町を舞台に、かき氷の店を開くために帰郷した「まり」と大切な人を亡くした「はじめちゃん」のひと夏の心の交流を描く。
 菊池は、今回演じた「まり」役について「原作を読んだときは、私が日々考えていたことが、あまりにストレートに描かれていたので、ちょっと人ごとではないザワザワする感覚が襲ってきました」と告白。
 「さえない田舎育ちで上京したものの、田舎に対する幻想は持っていて…。自分に何ができるのかを日々考えている」と役との共通点をあげつつ「役作りは必要なかった。映画の中には自分の見たくない感情が描かれていて、役と向き合うことは自分と向き合うことだった。完成作を見た時は、(自分の)裸を見ているようで恥ずかしかった」と振り返った。
 また、初共演となった「はじめちゃん」役の三根の印象については「年齢も趣味も違っていて最初は戸惑ったけど、実際に現場に入ったら持っている空気、テンポが割と近くて、なんだかとても居心地がよかった」とコメント。
 一方の三根も「私の中で菊池さんは、カッコいい頼れるお姉さんというイメージだった」と前置きした上で「ホテルの売店で買ったぬいぐるみを相棒にしたり、一緒に温泉に入った時は、湯船につかりながら一生懸命話しかけているのに、じっと目を閉じてて…。あれ、寝ちゃったのかな?という瞬間もあって。先輩なんだけど、とてもかわいらしいなと思ってさらに好きになりました」と菊池の意外な一面を明かしていた。
 映画は7月18日から新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。


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