ＴＨＥ　ＢＯＯＭ、年内での解散を発表　「僕たちは日本一幸せなロックバンドでした」

　年内解散を発表したＴＨＥ　ＢＯＯＭ

　ロックバンドのＴＨＥ　ＢＯＯＭが２０１４年の１２月いっぱいで解散することが３１日、所属事務所から発表された。

　ＴＨＥ　ＢＯＯＭは１９８６年に結成。週末や祝日の東京・原宿歩行者天国でのストリートライブを中心にライブを続け８９年にデビュー。「風になりたい」「島唄」などのヒット曲を生んだ。

　メンバーの宮沢和史らは連名で「流行に流されることなく、新しく普遍的な音楽を探し求め、宮沢、小林（孝至）、山川（浩正）、栃木（孝夫）はＴＨＥ　ＢＯＯＭとして歩んできましたが、今年５月２１日のプロデビュー２５周年を目の前にして、ふと立ち止まってみると、この４人でやれる事、やるべき事は全てやり尽くしたのではないかという思いが心を支配するようになりました」と解散の理由を説明した。

　結成から２８年を数え「たくさんの、本当にたくさんの愛と温もりに包まれ、僕たちは日本一幸せなロックバンドでした」と感謝のコメントを寄せた。