賀来千香子、さくらももこさんをしのぶ 「とにかく人を笑わすことが大好き」

2018年11月16日 / 16:54

囲み取材に応じた賀来千香子

 乳がんのため8月15日に亡くなった漫画家のさくらももこさん(享年53)をしのぶ「さくらももこさん ありがとうの会」が16日、東京都内の青山葬儀所で行われ、長年親交のあった女優の賀来千香子が報道陣の取材に応じた。

 賀来は「やっぱりまだ半分信じたくない。こうして伺わせていただくと、やっぱり(死を)認めてしまうことになるので、悲しいです」とうつむきながらも「さくらさんは明るい方だから、私もなるべく明るくお応えしなきゃ」と、笑顔を作って見せた。

 知り合ったきっかけについては「約27年前。エッセイ『もものかんづめ』を拝見してパワーを頂き、一ファンとしてお手紙を出したんです。そうしたら『会いたい』とおっしゃってくれて。それでいきなりご自宅兼アトリエに伺わせていただき、その日のうちに意気投合したんです」と明かした。

 それ以降、定期的に食事や、メールのやり取りをしていたという賀来。さくらさんの人柄を問われると「まる子ちゃんのまんまというか、とにかく人を笑わすことが大好き」と振り返り、「一緒にいると(自分は)おなかをよじらせて涙を出して笑うのですが、さくらさんが『チカちゃん、また笑っているよ』とうれしそうにしながら、畳み掛けるようにまた私を笑わせてくれる感じでした」と懐かしんだ。

 一方、歌手の和田アキ子は、2014年に「すばらしき人よ」をさくらさんに作詞してもらった縁で親交を深めたという。

 「私は飲み友達だった。はっきり言わせていただくと、大先生ですが、私がいつも『帰りたい』と言った方。それほど(酒が)強かった」とさくらさんの意外な一面を明かした。

 また「私よりずっと年下なのにとても姉御肌。私のディナーショーにお母さまと来ていただいたことも。ただ『私が来たと言わないでくださいよ』と。変に目立つことが嫌だったみたい」とその人柄を紹介し、「高いグラスを頂いたことがある。金曜日は禁酒日なんですが、今日はちょっと飲もうかな」とさくらさんをしのんだ。


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