山田涼介、実写版『ハガレン』に自信 「世界中の皆さんに愛される作品」

2017年10月26日 / 11:19

山田涼介演じるエドの幼なじみウィンリィを演じた本田翼

 「第30回東京国際映画祭(TIFF)」のオープニングセレモニーが25日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで行われ、映画祭のオープニング作品『鋼の錬金術師』に出演した山田涼介(Hey!Say!JUMP)、本田翼、曽利文彦監督が登壇した。

 本作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄エド(山田)と弟アルの波乱に満ちた冒険と成長の物語を描いた、荒川弘氏による同名漫画を実写映画化したもの。

 エド役の山田は「東京国際映画祭30回目という記念すべき年に、『鋼の錬金術師』をオープニング作品に選んでいただきありがとうございます。とても光栄に思っています」と緊張気味にあいさつ。幼なじみのウィンリィを演じた本田は、第28回のTIFFにも参加しており「前回ここに来たのがクロージングの作品(『起終点駅 ターミナル』)。今回はこの作品でオープニングに立たせてもらい、とてもうれしく思います」と感謝を述べた。

 CGをふんだんに使用した本作だが、曽利監督は「ビジュアルエフェクトの進化により、日本映画の技術の裏付けを持って、世界に出ていけるタイミングが来たかなと思う。この映画がそのきっかけになれば」と期待。本田も「家族愛というのは世界共通の普遍的なものですが、今回の作品は特に兄弟愛にフォーカスが当たっている」と見どころを挙げた。

 最後に山田は「原作が世界中の皆さんに愛されていますが、世界中の皆さんがこの作品を好きな理由って、もちろんアクションもあるけれど、日本の魂みたいなものがそこにブレずにあるからじゃないかな」と語り、「実写版も世界中の皆さんに愛される作品になっていると思っています」と自信をのぞかせた。

  第30回東京国際映画祭(TIFF)は、10月25日~11月3日、東京・六本木ヒルズほかにて開催。


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