坂本昌行「初めて知恵熱が出た」 松尾貴史との異色二人舞台「マーダー・フォー・トゥー」

2016年5月31日 / 14:15

坂本昌行との二人舞台に挑む松尾貴史

 オフ・ブロードウェー・ミュージカル「マーダー・フォー・トゥー」のフォトコールと囲み取材が31日、東京都内で行われ、出演者でV6の坂本昌行と松尾貴史が出席した。

 日本初演となる本作は、二人の役者が13人ものキャラクターを演じ、自らピアノを弾き語りながら展開するコメディーミステリーミュージカル。

 すでに大阪公演を終えた二人は初共演ながら息はぴったり。松尾は坂本について「僕のほうが彼に開発されている。(坂本が)今までにない、見せたことのない醜態をさらす場面もありますよ」とコメント。

 劇中の演じ分けには女性や年配のキャラクターも含まれる。坂本は「見てくれる方のイマジネーションが頼り。そのヒントを与えられるように僕らは努力するだけ」と謙遜して語ったが、フォトコールのシーンだけでも、ワンフレーズごとに声色や表情を変えて歌うなど見事なパフォーマンスで魅了した。

 坂本は「20年以上ミュージカルをやらせてもらって、稽古中に知恵熱が出たのは今回が初めて」と言い、「ピアノは去年の11月ごろから毎日、少なくとも3~4時間は練習をした。お客さんの前で披露するのは発表会のよう。指の振り付けみたいな感じで覚えています」と練習秘話を明かした。

 舞台は6月1~12日、都内、世田谷パブリックシアターで上演。


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