前田敦子、「本当にがむしゃらだったんだろうな…」　ＡＫＢドキュメンタリー映画の初日舞台あいさつで

　「この映画を見て、もっとアドリブを勉強したり切磋琢磨（せっさたくま）したいと思った」と語り合ったＡＫＢ48のメンバーたち。　(c)KYODONEWS

　映画「DOCUMENTARY of ＡＫＢ48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」の初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、ＡＫＢ48メンバーの前田敦子、大島優子、高橋みなみ、柏木由紀、篠田麻里子らが出席した。

　リーダーの高橋は、「この映画は2011年のＡＫＢの姿を追ったドキュメンタリー映画です。西武ドームや総選挙の舞台裏など、アイドルとしてはちょっとどうなのというシーンも描かれていますが、これが飾りのないＡＫＢの姿です」とあいさつした。

　西武ドームの舞台裏で過呼吸を起こした前田は、「（当時のことは）覚えていないようで、よく覚えていて。周りの人の優しさが一気に込み上げてきちゃって、申し訳ない気持ちになったら余計に（過呼吸が）止まらなくなってしまって…。本当にあの夏はがむしゃらだったんだな私たちって思いましたね」と映画を見た感想を語った。

　大島は、「私も（前田が過呼吸になった）この映像を見て、初めて自分がどうなっているのか知りました。ただのパニック女ですよね。パニックになりながらも、ただそこ（ステージ）に立つしかないとだけ思っていました」と当時の心境を振り返った。

　映画は１月27日からTOHO シネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー。