倉本聰、八千草薫を「間が抜けてる所もある」 新ドラマは「『北の国から』のネガティブバージョン」

2011年11月21日 / 21:53

 ドラマWスペシャル倉本聰「學」制作発表会見に登場した(左から)高杉真宙、仲代達矢、倉本聰、八千草薫、雨宮望監督 (c)KYODONEWS

 WOWOW開局20周年記念番組 ドラマWスペシャル 倉本聰「學」制作発表会見が21日、東京都内で行われ、脚本家の倉本聰、俳優の仲代達矢、高杉真宙、女優の八千草薫、監督の雨宮望が登場した。

 本作は、倉本が約20年前に執筆した脚本をドラマ化するもの。

 脚本に込めた思いについて倉本は、「『北の国から』のネガティブバージョンとでもいうか、また違う視点から若者を描きたかった。当時、若者たちが自然から離れていき、崩壊していっている気がして描いた作品です」と語った。

 倉本作品の常連である八千草は、倉本作品の魅力について、「どの人物もみな滑稽というか、かわいい魅力がある。どんなに重い役でも、内側に明るいものを感じる」と話した。

 それに対して倉本は、「それは八千草さんそのもの。滑稽さとかわいらしさがあって、間が抜けているところもあれば上品さがにじみ出ているところもある」と返した。

 ドラマは、2012年1月1日、夜8時から放送予定。


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