鳥羽一郎、夫婦円満の秘訣を伝授　「いい夫婦の日」に夫婦を招きイベント開催

　「夫婦絆」でつながった鳥羽一郎(中央)と11組22人のおしどり夫婦　(c)KYODONEWS

　演歌歌手の鳥羽一郎が22日、東京都内で「おしどり夫婦」を招いてイベントを行った。

　11月22日の“いい夫婦の日”にちなんで、11組22人の夫婦をイベントに招待した鳥羽は、「夫婦は“ずっとは一緒にいない”ということが一番大事だと思う。私も寝るときは女房と別々に寝るし、ずっと一緒じゃなくて、程よい距離が大切なんじゃないかな」と自身が考える夫婦円満の秘訣（ひけつ）を明かした。

　イベントでは２日に再発売された「夫婦絆」を含む全５曲を熱唱。「夫婦絆」は震災後に南相馬市の漁師が「ＮＨＫのど自慢」で歌ったのをきっかけに、“家族がいることの幸せ、妻への感謝の言葉”などのメッセージが心に響いたという声が数多く寄せられたために、再び発売したというメッセージソング。同イベントには、南相馬市で今も仮設住宅で暮らす漁師夫妻も招かれた。

　鳥羽は「震災後、被災者の方が、『ＮＨＫのど自慢』で歌ってくれたんです。震災に遭った人がどうのこうのじゃなくて、家族の絆を歌った曲なんですが、（この曲を通して）少しは被災者の皆さんに勇気を与えられたかな」と話した。

　また「歌を歌うということは、ぼけ防止にいいよ。でも、僕の歌じゃないと駄目で、他の人の歌だとぼけちゃうかもね」とジョークを交じえて話した。