大竹しのぶ、エディット・ピアフに初挑戦　「美輪さんと違って私のピアフは美しくない」

　舞台「ピアフ」に出演する（左から）ＫＥＮＴＡＲＯ、碓井将大、大竹しのぶ、田代万里生、山口馬木也　(c)KYODONEWS

　舞台「ピアフ」初日前日稽古が１２日、東京都内で行われ、女優の大竹しのぶらが取材に応じた。

　ドラマチックな人生で知られるフランスの歌手エディット・ピアフを、大竹しのぶが体当たりで演じる。大竹は、「とにかくピアフの歌声がどうしてこんなに人を引きつけるのか知りたかった。実際に演じてみて、歌っているときは神聖な気持ちになるし、普段はめちゃくちゃなんだけど、それも面白い。人を愛することと歌うことに対するエネルギーが半端じゃないと思う。舞台で歌手として歌うのは、すごいプレッシャーも感じます」と語った。

　今まで故越路吹雪や美輪明宏が演じてきたことについては、「美輪さんがやってるピアフは美しいけど私がやってるピアフは全然美しくなくて、生っぽい感じ」と謙遜し笑わせた。

　舞台「ピアフ」は、１０月１３日から日比谷シアタークリエで公演開始。その後、全国５都市で公演予定。