香川京子、「過去の優れた映画をたくさん見てほしい」 国際フィルム・アーカイブ連盟賞を受賞

2011年9月6日 / 19:00

 「素晴らしい監督さんたちと一緒にお仕事ができたおかげ」と香川京子 (c)KYODONEWS

 今年のFIAF(国際フィルム・アーカイブ連盟)賞の受賞が決定した女優の香川京子が6日、都内の日本外国特派員協会で会見を行った。

 同賞は、FIAFが、映画遺産の保存活動に貢献した人物を表彰するもの。今回は、日本映画の巨匠の作品に数多く出演し、東京国立近代美術館フィルムセンターに大量の資料や写真を寄贈した香川が、日本人として初めて受賞することになった。

 香川は、「受賞は光栄でありがたいが、私が頂いては申し訳ない気持ちもする。素晴らしい監督さんたちと一緒にお仕事ができたおかげ。受賞をきっかけに、今後は映画の保存活動のお手伝いをしていきたいと思う」と控えめに受賞の喜びを語った。

 また、小津安二郎、溝口健二、黒澤明といった巨匠たち、田中絹代ら先輩女優たちとのエピソードを語る香川の話に、会場の記者たちも聞き入っていた。

 香川は、「今は監督と女優が友達みたいで不思議な感じがする」と笑ったが、若い世代に向けて、「過去の優れた映画をたくさん見てほしい。それが一番いいこと。それからいろんなことに興味を持つことが大切。今は無駄だと思うことも、後で必ず何かの役に立つはず」とエールを送った。

 授賞式は、東京国際映画祭で「香川京子と巨匠たち」が上映される10月24日に行われる。


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