吉沢悠、「僕の芝居を見て」とアピール 「伊坂ワールドをどれだけ演劇にできるか」

2011年9月29日 / 20:01

 「オーデュボンの祈り」の公開舞台けいこで(左から)筒井道隆、演出のラサール石井、吉沢悠 (c)KYODONEWS

 舞台「オーデュボンの祈り」の公開舞台けいこと囲み取材が29日、東京都内で行われ、演出のラサール石井、出演の吉沢悠、筒井道隆ら12人のキャストが勢ぞろいした。

 本舞台は、人気作家伊坂幸太郎のデビュー作を舞台化したもの。

 演出のラサールは、「明日が初日なのにまだバタバタしているが、今回はすべて初めての人なので、みんなで作り上げてきた気がする」と語った。

 一方、主演の吉沢は、「(ラサールの演出は)とてもユニーク。こういう演出もあるんだなあと新鮮な感じがする。ずっと出ずっぱりなので僕の芝居を見て」とアピールした。

 また、かかし役を演じる筒井は、「要望が多いので応えるのが大変だけどやりがいがある。いいせりふがたくさんあるから自分に重ね合わせることができる」と語った。

 最後にラサールは、「不思議な世界を見ているうちに、思わず引き込まれるような舞台にしたい。伊坂ワールドをどれだけ演劇にできるかが課題」と語った。

 舞台「オーデュボンの祈り」は9月30日から都内の世田谷パブリックシアターで上演。


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