高畑勲監督、「フレデリック・バック展」開催に感激 アカデミー賞2度受賞のアニメーション作家の作品展示

2011年7月1日 / 16:09

 テープカットをする(左から)スーゼル・バック=ドラポー氏、フレデリック・バック氏、高畑勲監督、竹下景子 (c)KYODONEWS

 アカデミー賞の短編アニメーション部門で2度の受賞を経験しているアニメーション作家フレデリック・バック氏の約1000点にも及ぶ作品を展示する「フレデリック・バック展」の記者発表会が1日、東京都現代美術館で行われた。

 発表会には、フレデリック・バック氏本人とアトリエ・フレデリック・バック副代表のスーゼル・バック=ドラポー氏、企画を担当したスタジオジブリからアニメーション映画監督の高畑勲氏、展覧会の音声ガイドナビゲーターを務めた女優の竹下景子が登場した。

 高畑氏は「これだけの規模のものができるとは思わなかった。これほどうれしいことはない。協力してくださったすべての方に感謝です」と感激した表情であいさつした。

 フレデリック・バック氏は「皆さんからの友情と勇気と信頼に深く敬意を表します。この瞬間を皆さんと共有することができ、感動しています」と心境を語った。

 「フレデリック・バック展」は7月2日から10月2日まで東京都現代美術館で開催。


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