松嶋初音と名越康文氏がホラー対談 松嶋、魅力を感じるのは「影のある人」

2013年7月3日 / 20:47

 トークショーを行った精神科医の名越康文氏(左)と松嶋初音

 WOWOW「ザ・フォロイング THE FOLLOWING」放送記念イベントが3日、東京都内で行われ、精神科医の名越康文氏とタレントの松嶋初音がトークショーを行った。

 本作は、人気俳優ケヴィン・ベーコン主演のノンストップ・サイコサスペンス。信奉者(フォロワー)たちを操るカリスマ殺人鬼・キャロルと、元FBI捜査官・ライアン(ケヴィン)の息詰まる死闘を描く。

“大のホラー好き”の松嶋は「現実で起こってもおかしくない物語。初めは“流して”見ようと思ったけど、ハラハラして目が離せなくなり、あっという間にストーリーのとりこになっちゃった」と振り返り「ギリギリのスリルを楽しんで」とPRした。

 一方の名越氏も、本作を楽しんだようで「深夜に4話を見ていたら偶然洗濯機が壊れてゾッとした」というエピソードも披露。「『ジェイソンを分析しろ』って言われて『13日の金曜日』シリーズは全部見た」という名越氏だが「途中から自分の趣味に走って(体が)真っ二つになるシーンはスローモーションで見てしまう」とホラー好きの意外な一面ものぞかせた。

 また、劇中に登場するカリスマ殺人鬼にちなみ「カリスマ性のある人物に魅力を感じることはある?」という質問が出ると松嶋は「キラキラ輝いてカッコいい人よりも裏に影のあるような人に引かれる」と告白。

 名越氏も憧れのカリスマとして『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターを挙げ「すべての人間の行動が本当に見えているのか、それとも操作しているのか、そういう危ういところに引かれる。精神科医の中にはレクターに憧れている人は結構多いと思う」と熱く語っていた。

 ドラマは、7月9日、午後11時からWOWOWプライムで放送開始。


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