「ウルトラQ」が45年振りによみがえる 佐原健二、「昨日のことのようで…」と涙

2011年6月17日 / 00:07

 「ウルトラQ出演者囲み取材」に出席した、左から、桜井浩子、佐原健二、西條康彦 (c)KYODONEWS

 俳優の佐原健二、西條康彦、女優の桜井浩子が16日、都内で開かれた「ウルトラQ出演者囲み取材」に出席した。

 特撮テレビ映画の金字塔「ウルトラQ」が、45年の歳月を経てハイビジョンリマスター版でよみがえる。

 この日、3人はそろって番組の収録に臨んだが、佐原が、「あれから45年経ったのに、昨日のことのようで…。(俳優として)一番いい時期にウルトラQに入れた」と涙で言葉を詰まらせると、桜井が、「健ちゃん泣いてるの?」と話し掛け、西條も、「健ちゃんはまじめ。健ちゃんが引っ張ってくれたから、僕も桜井さんも付いて行ったんです」と語るなど、3人の信頼関係の深さをにじませた。

 また、佐原が、「45年前のものだというズレはない。みんなの芝居がリアルだから違和感は感じないと思う」と語ると、西條も、「この作品は、モノクロの最後のころの作品。モノクロの良さを今見てもらえることが有難い」と話した。

 最後に桜井が、「今の若い人たちが、どういう風に評価してくれるのかが楽しみ」と笑顔を見せた。


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