フランス映画祭、監督のパフォーマンス合戦で盛り上がる　“原発絶対反対”の鉢巻きをする監督も

　左から、レベッカ・ズロトブスキ監督、オリビエ・トレイナー監督、俳優のジュール・ペリシエ、ユニフランス代表のレジーヌ・アッチョンド氏、リュック・ベッソン監督、ジャン・ポール・ジョー監督、オタール・イオセリアーニ監督、ジャン・ピエール・アメリス監督　(c)KYODONEWS

　「フランス映画祭２０１１」のオープニングセレモニーが２３日、都内で行われ、映画監督のリュック・ベッソン、ジャン・ポール・ジョーらが登場した。

　「セヴァンの地球のなおし方」を監督したジャン・ポール・ジョーは、「ここに来る前に福島に行って、原発に反対している女性たちに会った。私は原発反対の皆さんを支持したい」と話し“原発絶対反対”の鉢巻きを頭に巻くと、客席から拍手が起こった。

　また、「アーサー３」（仮題）を監督したリュック・ベッソンは、「実はこの映画は１２歳以上の人は見ることを禁止されている。皆さんにはご退場いただきたいのだが、この女の子が許可すれば皆さん見てもいいですよ」と前列にいた女性に尋ねるパフォーマンスを見せ、会場を沸かせた。