吉岡秀隆、スタッフと間違われる 「こんな僕でもブッダになれるのか…」

2011年5月11日 / 21:10

 前列左から、吉岡秀隆、吉永小百合、堺雅人。後列左から、森下孝三監督、黒谷友香、観世三郎太 (c)KYODONEWS

 アニメ映画「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」の完成披露舞台あいさつが11日、都内の丸の内TOEIで行われ、声優を務めた吉永小百合、堺雅人、観世清和、吉岡秀隆、黒谷友香、観世三郎太、森下孝三監督、尺八奏者の藤原道山が登壇した。

 この日の舞台あいさつの模様は、宮城県名取市や福島県福島市など全国14カ所の劇場に中継された。

 吉永が息子役の堺に向かって、「すてきな息子と一緒にスクリーンを見つめた」と語ると堺はうれしそうに笑みを浮かべ、「名取の皆さん、福島の皆さん。いろんな意味でこれからの第一歩となる作品です」と中継先に呼び掛けた。

 一方、後にブッダとなるシッダールタを演じた吉岡が、「こんな僕でもブッダになれるのか…。さっきも舞台の裏でスタッフの人と間違われて」と語ると、会場は笑いに包まれた。

 最後に、おととい名取市を訪れたという吉永が、「自分は子どものころから映画に励まされながら生きてきた。映画がスポーツや音楽と共に傷ついた人々の心を癒すことができたらと切に願っております」とメッセージを送った。

 映画「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」は5月28日から全国公開。


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