八神純子とアル・ケッチァーノの奥田政行シェフがイベント　「歌と料理で支援続けよう」

　岩手県奥州市前沢区のレストラン「ロレオール」前の芝生広場で「八神純子チャリティーライブ」を行った八神純子（右）とイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフ　(c)KYODONEWS

　米国在住のシンガーソングライター・八神純子が１５日、東日本大震災の震災者支援を目的とした「八神純子チャリティーライブ」を、岩手県奥州市のレストラン「ロレオール」前の芝生広場で行った。

　八神は「みんなに会うために帰ってきました。チャリティーの準備をしているこの数週間は、感謝の気持ちでいっぱいになりました」と、集まったおよそ８００人の観客を前にあいさつ。自身のチャリティー活動のテーマ曲「翼」をはじめ、８曲を披露した。

　山形県鶴岡市の人気イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフとのトークショーも行われ、「料理と歌には共通点がありますよね」と奥田シェフが言うと八神は「そうそう、高温で炒めているときには高音で歌いたくなります」と得意の高音をアピール。

　奥田シェフは「八神さんのことは、小学２年生からのファン。小泉今日子の次に会いたかった人」と興奮。二人は今後もチャリティー活動を続けていくことを誓った。

　八神と奥田シェフらはこの後、岩手県陸前高田市、１６日には宮城県南三陸町を訪問し、イベントで集まった募金を届けるとともに、炊き出しやライブを行う。